[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

pickupの記事一覧

  • 五輪4大会連続出場の夢消滅 タックル王子・高谷惣亮、34歳 それでも「引退はしない」の真意

    2023.12.26

    涙はなかった。トップレスラーとして走り切った日々を振り返り、レスリング男子86キロ級の高谷惣亮(34=拓大職)は笑顔をみせた。24日まで東京・代々木第二体育館で行われた全日本選手権で敗れ、五輪4大会連続出場の夢がついえたが、レスリングは続く。「現役引退」を否定しながらも「一区切り」とした選手生活。10年以上日本の男子レスリングを引っ張ってきた「タックル王子」が今、思うことは。(取材・文=荻島 弘一)

  • 「2度と一緒にやりたくない」陰口もある妥協なき指導 “劇薬”エディー・ジョーンズと日本ラグビーの課題

    2023.12.26

    ラグビーで9年ぶりに日本代表復帰が決またエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)。賛否渦巻く中での就任だが、会見での言葉、そして1996年から取材してきた経験から、この指導者のコーチとしての資質や課題も浮かび上がる。貪欲ともいえるほどの旺盛な学びへの欲望と、妥協のない選手、スタッフへの注文に「2度と一緒にやりたくない」という陰口もある熱血漢。後編では、指導者としてのバックグラウンドを辿りながら、これから着手する第2次エディー・ジャパンの可能性と課題を考える。(文=吉田 宏)

  • 無名の元高校教師から日本代表監督に、そして復帰 賛否渦巻く第2次エディー・ジャパンの可能性を問う

    2023.12.26

    ラグビー日本代表次期ヘッドコーチ(HC)にエディー・ジョーンズの復帰が決まった。多くの“憶測”の中で13日に日本ラグビー協会から就任が発表され、翌14日には都内で本人同席の就任会見が行われた。母国オーストラリア、そしてイングランド代表とチームをワールドカップ(W杯)で2度決勝へ導き、日本代表を率いて南アフリカを撃破した実績は誰もが認める一方で、イングランド代表監督を解任され、母国オーストラリア代表監督をわずか9か月で退任しての復帰には批判と疑問の声もある。賛否ある中での復帰で、再び日本代表を鍛え上げることは出来るのか。1995年からコーチとしての姿を見つめ、取材してきた経験を踏まえて、第2次エディー・ジャパンの可能性を考える。(文=吉田 宏)

  • B1連覇時の“嫌らしさ”復活 アルバルク東京、「20勝一番乗り」に導いたベンチメンバーの奮闘

    2023.12.26

    バスケットボールBリーグの2023-24シーズンも中盤戦に突入し、各地で激しい戦いが繰り広げられている。開幕から好調を維持しているB1東地区のアルバルク東京は、アリーナ立川立飛に西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えた。2連戦の1戦目となった12月23日の試合では、A東京が攻守にわたる遂行力の高さを随所に見せ、離脱者が続出していた名古屋Dを83-68で破り、B1の全チームを通じて、レギュラーシーズン20勝に一番乗りを果たした。

  • 大人が限界を決めるのは「物凄く危険」 卒業後に飛躍、U22日本代表MFが証明した“堀越流”の成果

    2023.12.26

    日本のスポーツ界で「選手主体」の指導の大切さが叫ばれる中、育成と結果を両立させているチームの1つが、堀越高校サッカー部だ。11年前、佐藤実監督がボトムアップ型の指導を導入すると、2020年度の全国高校サッカー選手権に29年ぶりの出場。21年度大会にも2年連続で出場すると、今年度も2年ぶりの全国行きを決めるなど、着実に選手主体の指導の質を高めている。そして指揮官が何よりも誇るのが、OBたちの卒業後の活躍だ。今年のアジア大会にU-22日本代表の一員として参戦し、サガン鳥栖の特別指定選手としてJリーグデビューも果たした日野翔太はその代表格で、彼らの存在が現役生に与える影響は大きい。佐藤監督はボトムアップ方式を経験したことが、高校卒業後の飛躍につながっていると言葉に力を込める。(取材・文=加部 究)

  • 2冠・駒澤大と「戦力差はあるが…」 出雲3位の城西大が狙う、箱根駅伝“往路”でのサプライズ

    2023.12.25

    今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。前回大会王者で今季も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は2001年の創部からコーチとして関わり、09年から城西大学男子駅伝部を率いる櫛部静二監督に話を聞いた。最終回のテーマは出雲3位、全日本5位と最高の状態で臨む箱根駅伝について。2010年と12年大会でマークした総合6位を超える過去最高成績へ、指揮官の頭の中ではすでに綿密な戦略が描かれている。(取材・文=佐藤 俊)

  • 普通の高校生は「ビビッてできない」 土壇場で自ら決断、堀越サッカー部監督が感嘆した選手の主体性

    2023.12.24

    日本のスポーツ界で「選手主体」の指導の大切さが叫ばれる中、育成と結果を両立させているチームの1つが、堀越高校サッカー部だ。11年前、佐藤実監督がボトムアップ型の指導を導入すると、2020年度の全国高校サッカー選手権に29年ぶりの出場。21年度大会にも2年連続で出場すると、今年度も2年ぶりの全国行きを決めるなど、着実に選手主体の指導の質を高めている。それを体現したのが、選手権の東京都予選決勝。相手に先制点を許す苦しい展開の中で、選手自らが判断してシステムを変え、土壇場での同点弾とPK戦での勝利につなげる。佐藤監督がボトムアップ型でチーム作りをしてきた成果が、見事に表れた瞬間だった。(取材・文=加部 究)

  • 「競技人生に悔いを残したくない」 6度目V宇野昌磨、向き合ったジャンプの重要性 26歳も闘志胸に年越し【全日本フィギュア】

    2023.12.24

    フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)は23日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)1位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が193.35点、合計298.04点で連覇を達成した。羽生結弦、本田武史と並んで歴代2位となる通算6度目の優勝。最終組は好演技が連続する中、大トリで耐えた4分間だった。代表に内定した世界選手権へ「競技人生で最高の演技をしないと勝てない」と覚悟を示した。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)

  • 「早稲田に勝ちたい」 母校のブランド力を実感、城西大・櫛部静二監督が挑む箱根駅伝での下剋上

    2023.12.23

    今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。前回大会王者で今季も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は2001年の創部からコーチとして関わり、09年から城西大学男子駅伝部を率いる櫛部静二監督に話を聞いた。近年の大学駅伝で熾烈を極めているのが、高校生ランナーのスカウトだ。多くの強豪大学が専任のスタッフを用意して全国を飛び回るなど、競争が激化している。城西大もそうした大学の1つだが、櫛部監督は母校の早稲田大などブランド力で勝る名門の力を感じつつも、「駅伝だけではない」育成の魅力を高校生に伝え勧誘している。(取材・文=佐藤 俊)

  • みかんの“白いすじ”は食べる方がいい? 冬の冷え性対策、小学生は女子の“痩せ願望”に懸念

    2023.12.23

    栄養・食事の観点からジュニア世代の成長について指南する、「THE ANSWER」の保護者向け連載「強い子どもを育てる ミライ・アスリートの食講座」。プロ野球・阪神タイガースなどで栄養サポートを行う公認スポーツ栄養士・吉谷佳代氏が講師を務め、わかりやすくアドバイスする。今回は「冬の冷え性対策」について。

  • 「いろんな人に何を言われようと…」 本田真凜、強行出場の裏に信念 涙の2分50秒で溢れた感謝

    2023.12.23

    フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)は22日、女子シングルのショートプログラム(SP)などが行われた。9年連続の出場となった22歳・本田真凜(JAL)は、右骨盤の痛みと戦いながらも演技を完遂。44.42点で上位24選手によるフリーには進めなかったが、大学ラストイヤーの大舞台を悔いなく終えた。

  • SP2位・山下真瑚、笑撃の天然ぶり炸裂「息が止まっちゃうんですよ」「気を付けないといつか…」【全日本フィギュア】

    2023.12.23

    フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)は22日、女子シングルのショートプログラム(SP)などが行われた。山下真瑚(中京大)が69.92点の高得点をマークし、2位発進。演技後の取材では呼吸の重要性を語ったが、「息がすぐ止まっちゃうんですよ、真瑚は(笑)」「気を付けないといつか死んじゃう」と、天然ぶりを炸裂させたコメントを残した。

  • 高校サッカー選手権は「選手のためにある」 ボトムアップ部活で2年ぶり全国、堀越監督が貫く信念

    2023.12.22

    日本のスポーツ界で「選手主体」の指導の大切さが叫ばれる中、育成と結果を両立させているチームの1つが、堀越高校サッカー部だ。11年前、佐藤実監督がボトムアップ型の指導を導入すると、2020年度の全国高校サッカー選手権に29年ぶりの出場。21年度大会にも2年連続で出場すると、今年度も2年ぶりの全国行きを決めるなど、着実に選手主体の指導の質を高めている。今年度については当初、佐藤監督は「難しい年代になる」と見ていたが、選手たちは予想を上回る成長を見せ、全国行きの切符を勝ち獲った。(取材・文=加部 究)

  • 低酸素トレを「理解してもらえなかった」 城西大駅伝監督が導入、転機になった1人の選手の挑戦

    2023.12.21

    今年度の大学駅伝シーズンも佳境を迎え、毎年1月2日と3日に行われる正月の風物詩、箱根駅伝の開催が近づいている。前回大会王者で今季も10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝を制し、史上初の2年連続3冠を狙う駒澤大を止めるのはどこか――。「THE ANSWER」では、勢いに乗る“ダークホース校”の監督に注目。今回は2001年の創部からコーチとして関わり、09年から城西大学男子駅伝部を率いる櫛部静二監督に話を聞いた。新興校として短期間で結果を残している背景の1つにあるのが、櫛部監督が積極的に取り組む科学的トレーニングだ。中でも低酸素室は他大学より早く取り入れており、実際に効果も出ていることから選手も意欲的に取り組んでいるという。(取材・文=佐藤 俊)

  • 田中希実、苦悩と成長を知った2023年 “ありのまま”で24年へ「こんな私ですがどうぞよろしく」

    2023.12.21

    日本陸上競技連盟は20日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2023」の授賞式を行った。ブダペスト世界陸上女子5000メートル8位入賞・田中希実(New Balance)は、優秀選手賞を受賞。壇上のスピーチでは今年の葛藤を吐き出した。苦悩と成長を味わい、パリ五輪を迎える2024年は「ありのままの自分」を表現していく。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 松本があったからこそ、今の長野がある 熱狂の“信州ダービー”、Jリーグ30年で到達した理想の風景

    2023.12.20

    サッカー・Jリーグは今年、開幕30周年を迎えた。国内初のプロサッカーリーグとして発足、数々の名勝負やスター選手を生み出しながら成長し、1993年に10クラブでスタートしたリーグは、今や3部制となり41都道府県の60クラブが参加するまでになった。この30年で日本サッカーのレベルが向上したのはもちろん、「Jリーグ百年構想」の理念の下に各クラブが地域密着を実現。ホームタウンの住民・行政・企業が三位一体となり、これまでプロスポーツが存在しなかった地域の風景も確実に変えてきた。

  • 部員200人超、コンバート活発 高校野球とは違う大学野球指導の面白み、選手が「なぜ?」問い返す

    2023.12.20

    仙台大教員で、2018年から硬式野球部で野手を中心に指導している小野寺和也コーチ(36歳)。今秋のドラフトで中日ドラゴンズから3位指名を受け、仙台大の野手で初の支配下指名を勝ち取った辻本倫太郎内野手(4年・北海)をはじめ、数多くの現役部員やOBが慕う敏腕コーチだ。大学野球の指導者として抱く信念と葛藤を深掘りした。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 東北からNPB選手を次々育てる「小野寺さん」とは 中日ドラ3ら輩出、原点は慶大のBチーム降格で訪れた転機

    2023.12.20

    みちのくの大学球界に、的確な指導で次々と選手の才能を開花させている指導者がいる。仙台大教員で、2018年から硬式野球部で野手を中心に指導している小野寺和也コーチ(36歳)のことだ。「小野寺さんのおかげで」「小野寺さんのアドバイスで」――。仙台大硬式野球部の野手陣を取材すると、必ずと言っていいほど「小野寺さん」の名前が挙がる。そんな若きコーチの指導者としての原点は、東京六大学野球リーグ戦で二度の首位打者に輝いた慶應義塾大時代にあった。(取材・文=川浪 康太郎)

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