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日本と同組イングランドに大打撃 FW主軸退場で出場停止危機、英メディア「今後の出場が…」【ラグビーW杯】

ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は9日(日本時間10日)、日本も入るプールDの一戦がスタッド・ド・マルセイユで行われ、世界ランク8位イングランドと同6位アルゼンチンが激突。イングランドのFLトム・カリーが退場処分を受け、日本との第2戦(日本時間18日)に出られないことが確実となった。

アルゼンチン戦に出場したトム・カリー【写真:ロイター】
アルゼンチン戦に出場したトム・カリー【写真:ロイター】

ラグビーW杯プールD

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会は9日(日本時間10日)、日本も入るプールDの一戦がスタッド・ド・マルセイユで行われ、世界ランク8位イングランドと同6位アルゼンチンが激突。イングランドのFLトム・カリーが退場処分を受け、日本との第2戦(日本時間18日)に出られないことが確実となった。

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 開始早々にチームに大打撃だった。前半3分にハイボールを捕ろうとジャンプした相手FBフアンクルス・マリアにカリーがチャージ。着地後に頭部が相手の顔に入った。マリアは出血で一時退場となった一方、カリーもシンビン(10分間の一時的退場)に。その後、今大会から導入された専任の審判員による映像判定「バンカーシステム」によって、レッドカードと判断された。

 イングランドは主将のSOオーウェン・ファレルが大会前のテストマッチで危険なタックル。レッドカードで日本戦は出場停止となった。FWの中軸だったカリーも出場停止は確実の大打撃だ。

 英専門メディア「プラネット・ラグビー」は「イングランドのカードの苦境は続く トム・カーリーがアルゼンチン戦でレッドカード」との見出しで報道。「彼は今、プールステージの日本、チリ、サモア戦への出場が危ぶまれている」と伝えた。

 それでもイングランドはSOジョージ・フォードがペナルティーゴール1本、ドロップゴール3本で12-3で前半を折り返した。前回準優勝のイングランドは2003年以来5大会ぶり2度目の優勝を狙う。南米の雄アルゼンチンは07年の3位が最高成績。プールDは両国とともに日本、サモア、チリで争われる。

(THE ANSWER編集部)

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