サッカーの記事一覧
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元なでしこFWが語る日本女子サッカーの現在地 「遅い」の一言に込めた想いとは
2017.04.092015年末、日本女子サッカーの象徴的な存在である澤穂希が現役を引退した。INAC神戸レオネッサの一員として臨んだ最後の試合となった皇后杯決勝のアルビレックス新潟レディース戦では、終盤に値千金の決勝ゴール。自らの一撃で有終の美を飾り、万雷の拍手のなかでスパイクを脱いだ。
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54歳で現役復帰のシジマール Jリーグ草創期を彩った“クモ男”の一途なGK愛
2017.04.08普通助っ人を呼ぶなら、みんなFWかMFを期待する。だから僕はGKでも違いを見せられることを証明したかったんだ」――シジマール 54歳のシジマールが今季からGKコーチを務めるJ3の藤枝MYFCで、3月31日にJリーグ選手登録されたというニュースが飛び込んできた。清水エスパルスでプレーしていた1995年に33歳で引退しているから、22年ぶりの現役復帰ということになる。
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日本代表FW大迫が痛めた左膝関節包 長期化リスクが潜む怪我の最適な治療法とは
2017.04.04日本代表FW大迫勇也(ケルン)は、今季持ち味である巧みなポストプレーに磨きをかけ、ブンデスリーガで6得点7アシストと結果も残すなど好調ケルンをけん引。日本代表でもバヒド・ハリルホジッチ監督の信頼を手に入れ、レスターFW岡崎慎司から1トップのレギュラーの座を奪うほど台頭している。だが、3月23日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦(2-0)で、前線での競り合いの際に相手DFに左ひざの裏に乗られる格好となり途中交代。帰国後に精密検査を受けた結果、「左膝関節包の負傷」と診断され、全治3から4週間の離脱と発表された。
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世界渡り歩いたタイの歴史的名手が明かす、日本サッカーが強くなった理由
2017.03.31ヴィタヤ・ラオハクルは、タイを代表する歴史的な名手である。引退後は指導者に転身し、タイや米国でキャリアを重ね、日本でもガイナーレ鳥取の監督を務めた経験を持つ。インタビューは8年前になるが、ヴィタヤは関西弁で流暢に答えてくれた。
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日本サッカー史上唯一、W杯予選途中の解任劇 指揮官が語る「腹括った」瞬間
2017.03.25「代表はクラブと違って選手を育てることはできないけれど、いつでも取り替えられる。しかし結果については、クラブの何倍も厳しく跳ね返ってくる」―加茂周
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独名将が40年前に見抜いた日本人サッカー選手の特徴 現代に通じる共通の課題とは
2017.03.20「おまえは箸が使える。右も左も蹴れる。ほとんどのドイツ人は利き足しか使えないぞ。スピードもあり、器用なんだから、もっと積極的にプレーをしろ」―ヘネス・バイスバイラーが奥寺康彦を鼓舞した言葉
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様々な支援のカタチ 元Jリーガーと被災地の子供たちの9か月
2017.03.13公益財団法人東日本大震災復興支援財団は約1年の間、東北の子どもたちを対象にアスリートやプロコーチらによるスポーツ指導の受講機会を提供する「東北『夢』応援プログラム」を立ち上げている。
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様々な「3.11」支援のカタチ 元Jリーガーと被災地の子供たちの9か月
2017.03.12公益財団法人東日本大震災復興支援財団は約1年の間、東北の子どもたちを対象にアスリートやプロコーチらによるスポーツ指導の受講機会を提供する「東北『夢』応援プログラム」を立ち上げている。
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奥寺康彦と長谷部誠をつなぐ称賛 独名将を魅了した「1人で3人分」の万能性
2017.03.12奥寺康彦氏は、生粋のFWとして1977年にドイツへ渡り、最初のシーズンでいきなり1FCケルンの国内2冠に貢献した。当時ドイツのクラブは欧州内でも屈指の実力を誇り、ケルンはバイエルンやボルシア・メンヘングラードバッハと覇権を争う人気チームだった。
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希代の名ドリブラーから驚異の長寿選手に… カズが描いた“生き残る術”
2017.03.0325歳でアジア最優秀選手を始め、個人でもチームでもタイトルを独占していた三浦知良(カズ)は、選手生活の長寿をまったく想像していなかった。
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カズの50歳出場を世界も続々称賛 「輝ける古株」「50歳が記録を破る」
2017.02.28J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良が27日、50歳の誕生日に迎えた松本山雅FCとのJ2開幕戦に先発出場し、自身が持つJリーグ最年長記録を50歳に更新した。世界各国のメディアは、キング・カズの偉業をクローズアップ。「スキージャンプの葛西紀明とは、サッカー界における三浦知良だ」と日本スキー界のレジェンドにたとえて称賛している。
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カズが語る「アンチ論」 支持と嫌悪を超越した“50歳Jリーガー”の奇跡
2017.02.2713年ぶりのロングインタビューで、カズは38歳になっていた。翌年まで契約が残っていたが「もう次(の更新)はないでしょう」と、笑って別れた。さすがに50歳でピッチに立つ自分は、まったく予想できていなかった。
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西武が「ライオンズアカデミー」2017年度受講生を募集 埼玉県内4校で指導
2017.02.20プロ野球の埼玉西武ライオンズは20日、球団が運営する「ライオンズアカデミー」で2017年度受講生の募集を開始したと発表した。1次募集締め切りは3月10日。
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鹿島を常勝軍団へと導いた“ノウハウ” ジーコを獲得した揺るがないスタイルの裏側
2017.02.20「ジーコを獲得したのは、選手としてのプレーだけではなく、プロクラブになるすべての面で伝授して欲しかったから」―鈴木満(鹿島アントラーズ強化部長)
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中村俊輔や大谷翔平も苦しむ足首痛 育成年代での心がけでリスク回避も
2017.02.12日本ハムの大谷翔平投手が右足首の故障で3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を欠場することが発表された。「三角骨」の故障は、サッカー選手やバレーダンサー、体操の選手などに多く見られる“職業病”でもあるという。サッカー元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)もかつて三角骨の障害で摘出手術を受けたが、同選手の専属トレーナーを務める入船しんもり鍼灸整骨院の新盛淳司院長は幼少期のケアが後々の故障の引き金になると分析している。
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アジア最弱国を変えた名指導者 “日本サッカーの父”が語る「本当の価値」
2017.02.11「預言者は故郷に入れられぬ」-デットマール・クラマー “日本サッカーの父”と呼ばれるデットマール・クラマー氏には、2度の本当に長いインタビューを行った。最初はミュンヘンの心臓外科病院で、2度目はクラマー氏の自宅を訪ねた。3階の蔵書には日本関連のものが目につき、2階の1室はサッカーのビデオで埋まっていた。
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選手権初優勝を飾った青森山田の新たな取り組み “鍵”となった「入浴」
2017.01.10第95回全国高校サッカー選手権で初優勝を成し遂げた青森山田高校。JリーグFC東京内定のGK廣末陸、ジェフ千葉内定のMF高橋壱晟ら個人能力の高い選手たちが各ポジションで躍動したが、見逃せないポイントは短期決戦の中で負傷離脱者が出なかった点だ。コンディショニング面でもチームは非常に気を使っていた。