[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

7万8690人が酔いしれたラグビーW杯開幕戦 カメラマンが感じた、生きもののようなスタジアムの鼓動

ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会が8日(日本時間9日)に開幕した。「THE ANSWER」は開幕戦から決勝戦まで現地取材するカメラマン・イワモトアキト氏のフォトコラムを随時掲載。今回は開幕戦のフランス―ニュージーランド戦から。

7万8690人が詰めかけた開幕戦、プレーの一つひとつに観衆は酔いしれた【写真:イワモトアキト】
7万8690人が詰めかけた開幕戦、プレーの一つひとつに観衆は酔いしれた【写真:イワモトアキト】

ラグビーW杯フランス大会 カメラマン・イワモトアキト氏のフォトコラム

 ラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会が8日(日本時間9日)に開幕した。「THE ANSWER」は開幕戦から決勝戦まで現地取材するカメラマン・イワモトアキト氏のフォトコラムを随時掲載。今回は開幕戦のフランス―ニュージーランド戦から。

 ◇ ◇ ◇

 踊り、歌い、怒り、悲しみ、楽しめ。それはまるで上質なミュージカル、最高のエンターテイメントの幕が上がった。

 ラグビーW杯フランス大会が現地8日夜、パリのサンドニ、スタッド・ド・フランスにて開幕した。

客席で陽気に踊る地元フランスのファン【写真:イワモトアキト】
客席で陽気に踊る地元フランスのファン【写真:イワモトアキト】

 注目のオープニングマッチはフランス対ニュージーランド、スタジアムには7万8690人の観客がそのビッグマッチに酔いしれた。

 喜怒哀楽のありのままに表現するフランスのラグビーファンたち、プレーの一つひとつに感情が溢れ出す。その魂そのものが声に、顔に、そして歌にのりスタジアムを飲み込んでいく。

 ピッチ上の「Les Blues(レ・ブルー=フランス代表の愛称)」たちが華麗なタクトをふり、その歌は最高潮に達した。

開幕戦から決勝戦までラグビーの祭典を写真と言葉で伝えていく【写真:イワモトアキト】
開幕戦から決勝戦までラグビーの祭典を写真と言葉で伝えていく【写真:イワモトアキト】

 スタジアムが歌っている。ひとつの生きもののような鼓動を感じた。

 ラグビーW杯が始まった。この一瞬をどう楽しむか。泣き、笑い、叫び、舞おう。私もこの最高の舞台の演者の一人なのだから。

 開幕戦から決勝戦まで、フランスの大地で繰り広げられるラグビーの祭典を写真と言葉で伝えます。現地にいる、いないは関係ない。あなたがどう楽しむかが、W杯の本質だと私は思う。

■イワモト アキト / Akito Iwamoto

 フォトグラファー、ライター。名古屋市生まれ。明治大を経て2008年に中日新聞入社。記者として街ネタや事件事故、行政など幅広く取材。11年から同社写真部へ異動。18年サッカーW杯ロシア大会、19年ラグビーW杯日本大会を撮影。21年にフリーランスとなり、現在はラグビー日本代表の試合撮影のほか、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEオフィシャルフォトグラファーを務める。

(イワモト アキト / Akito Iwamoto)

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集