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ルール無視のスコットランド、度重なる批判に国際統括団体が声明文「失望している」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は12日に予定されていたニュージーランド―イタリア、イングランド―フランスの2試合を台風19号の影響で大会史上初の中止に。13日の日本ースコットランド戦についても当日朝に開催が決定されるが、中止の場合、現在A組3位のスコットランドは敗退となる。スコットランド協会の最高責任者、マーク・ドッドソン氏は中止となった場合に、翌14日の開催を希望するよう訴えていたが、これに対し国際統括団体ワールドラグビーは11日、異例の声明文を発表した。

日本対スコットランドは13日朝に開催判断される【写真:Getty Images】
日本対スコットランドは13日朝に開催判断される【写真:Getty Images】

スコットランドは中止なら敗退決定、開催訴えるもワールドラグビー側が声明文

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は12日に予定されていた2試合を台風19号の影響で大会史上初の中止に。13日のA組日本ースコットランド戦も当日朝に開催が決定されるが、中止の場合、現在3位のスコットランドは敗退となる。スコットランド協会の最高責任者、マーク・ドッドソン氏は中止となった場合、翌14日の開催を希望していたが、これに対し、国際統括団体ワールドラグビーは11日、異例の声明文を発表した。


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 日本戦が中止となれば、スコットランドは敗戦が決定する。同国サイドは14日への延期や開催地の変更などを要求しているが、ルールに則り、これを拒否するワールドラグビーを批判するような発言を繰り返してきた。

 これに対し、ワールドラグビー側も看過できないとし、大会を通じて異例の声明を発表。文書でスコットランド側の要求を改めて突っぱねた格好だ。スコットランドは日本戦の前に激しい“場外戦”を展開している。

 以下、声明全文。

「我々が、日曜日の試合を日程通りに行えるようできる限りのことをしている中、そして1958年以来最も大きく破壊的と予想されている台風による、公衆安全への深刻な被害が懸念される状況で、スコットランドラグビー協会があのような声明を発表したことについて失望している。

 他の19チームと同じく、スコットランドラグビー協会は『1次リーグの試合が日程通り開始できない場合、延期ではなく、中止される。そのような状況の場合、結果は引き分けとなり、両チームは勝ち点2を得て、スコアは記録されない』と第5条3項に明確に記された、2019年ラグビーW杯の参加条項にサインしている

 東京で行われた木曜日のメディアカンファレンスで概説した通り、参加条項から逸脱することの調査を可能とする基本原則は、チーム、ファン、そして不可欠なサービスが安全な環境下で、すべてのチームの試合日程の再調整を公平かつ一貫して適用することである。台風のインパクトと大きさを予想し、8試合のためのチームの移動の困難さにより、公平な出願は安全性を危険にさらさない限り可能ではない。それにより、すべてのチームが参加条項の概要に従うようにする決断は公平で正しい決断である。

 我々がすべての人々と今週末の試合の安全性に対して完全に集中している際に、さらに意見を述べることは不適切と言えるだろう」

(THE ANSWER編集部)




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