14歳リウがロシア勢の20連勝止めた 露メディアも脱帽「フィギュア界の新スターだ」
今後に関心「女子のGPファイナルはとても興味深くドラマチックになる」
「彼女のフリーには米国の観衆が見たかったもののすべてがあった。そして、それには3回転アクセルと4回転ジャンプが含まれている」と称賛。「米国ではもうエテリ・トゥトベリーゼを非難することはなく、彼女(トゥトベリーゼ)を追いかけることになるだろう」とリウの出現によりフィギュア界を牽引するエテリ一門を米国が追撃する態勢が整ったと伝えている。
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記事ではロシア勢2人目の出場予定だったクセニア・シニツィナが出国の際に渡米を許されないというアクシデントがあり参戦できず、一人で出場となったタカラノワの銅メダルについて「高い価値がある」と自国選手の評価も忘れなかったが、「女子のGPファイナルはとても興味深くドラマチックなものが予想される」とリウの今後にも関心を寄せている。
「我が国の選手の他に、アリサ・リウがそこに参戦するだろう。そして、今大会で我が国のアナスタシア・タラカノワを負かしたパク・ヨンジョン(韓国)が参戦することも十分に考えられる」と指摘。「タラカノワがファイナルに進出するためには0月末に行われる次戦のクロアチア大会で必ず1位か2位にならなければならない」と奮起を促していた。
16年スロベニア大会で紀平梨花(関大KFSC)が勝って以降、ジュニア戦線で20連勝を続け、無類の強さを発揮してきたロシア勢。女子では近年、紀平を筆頭とした日本勢が最大のライバルになっていたが、米国から現れた14歳の超新星の存在をしっかりと認めていた。今後の女子フィギュア界はますます熱く激しいバトルが繰り広げられそうだ。
(THE ANSWER編集部)