街中で「変な歩き方」と笑われた 35歳、金メダル…競歩への偏見を打ち破るために“やる気、元気、勝木”
愛知・名古屋アジア大会の陸上は27日、初実施となった男子マラソン競歩が愛知県庁・名古屋市役所周辺コースで行われ、35歳のベテラン・勝木隼人(自衛隊)が3時間3分36秒で優勝。2018年ジャカルタ大会50キロに続く2つ目の金メダルを獲得した。

「THE ANSWER 陸上PLUS|STORY」 愛知・名古屋アジア大会
愛知・名古屋アジア大会の陸上は27日、初実施となった男子マラソン競歩が愛知県庁・名古屋市役所周辺コースで行われ、35歳のベテラン・勝木隼人(自衛隊)が3時間3分36秒で優勝。2018年ジャカルタ大会50キロに続く2つ目の金メダルを獲得した。
競歩界の第一線を歩き続けたベテランらしいシーンだった。
歓喜のゴールテープを切った直後、日の丸を背負ってフォトセッションに立った勝木はひと通り撮影を終えると、報道陣に「何か違うポーズいります?じゃあ、こんなん!」と自らパターンを追加した。さらに、銅メダルの諏方元郁が加わると日の丸の持ち方を「でかいから結構、短めに持った方がいい。これくらいで」とレクチャーした。
撮影中、悔し涙を堪える後輩に「ちょっとだけ笑顔にして、今だけ!」と明るく声をかけた後で小さく一言。「泣いてもいいよ、悔しいの大事だから」。すべての撮影を終え、「ありがとうございました!」と報道陣に頭を下げ、引き揚げていった。
改めて、ミックスゾーンで取材対応。金メダルの感想を問われると「まだ持ってはいないんですけど」と笑っておどけた後で「2年連続で地元開催の国際大会で日本人最高の順位を取らせていただけてすごく嬉しい。この舞台に出させてもらえた、そしてこれだけ沿道の方が応援に来てくださったことがすごく嬉しいです」と感謝を述べた。
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