日本男子バレー快進撃の裏で…出場機会に恵まれず「思いはあった」 “甲斐スマイル”に滲む闘志「どの選手にも負けないように」
バレーボール男子日本代表(世界ランキング5位)は17日、ネーションズリーグ(NL)予選ラウンド第3週大阪大会(Asueアリーナ大阪)でベルギー(同19位)と対戦。3-0(25-20、25-22、25-16)のストレート勝ちを収めた。これでNL史上初の11連勝。開幕から負けなしで予選1位突破を確定させた。今大会初先発の22歳・甲斐優斗がチーム最多の18得点。限られた機会で猛アピールした。

ネーションズリーグ第3週大阪大会
バレーボール男子日本代表(世界ランキング5位)は17日、ネーションズリーグ(NL)予選ラウンド第3週大阪大会(Asueアリーナ大阪)でベルギー(同19位)と対戦。3-0(25-20、25-22、25-16)のストレート勝ちを収めた。これでNL史上初の11連勝。開幕から負けなしで予選1位突破を確定させた。今大会初先発の22歳・甲斐優斗がチーム最多の18得点。限られた機会で猛アピールした。
身長2メートルのアウトサイドヒッターは静かに闘志を燃やしていた。ここまでの10試合はリリーフサーバーとしてのワンポイント起用が中心。「昨日(カナダ戦)は途中からリリーフサーバー(の起用)もなくなって、そこに対しての思いは少しあった」。いつ以来か覚えていないというほど、久々の代表でのスタメン。「印象に残るプレーをしていかないといけない」と奮起した。
先発起用を告げられたのは午前中のミーティング。「ずっとスタートは固定したようなメンバーだったので、急に言われてちょっとビックリした。ここがまず1つ目のチャンス」。アップの時から気合十分。「今までの思いをコート上で表現したいと思っていた。より気持ちをしっかり決めて準備した」。1セット目から力いっぱいに腕を振り抜き、ブロックを吹き飛ばした。
ベルギーの高い壁にも動じない。「深津(英臣)選手がブロック1枚にしてくれることが多かったので、しっかり打ち分けしながら得点に繋げられましたし、2枚きても際どいコースを狙いながら、上から打てるときは上から打ったりしながら打ち切ることができたので、より自信に繋がる」。特に手応えを感じたのは、「ハイボールを打ち切れるところ」。元々の強みを再確認できたと胸を張った。
起用法には「自分の力不足ではあるので、チームの戦術としては受け入れていますし、まだまだ自分に成長する部分が大きくあると感じている」と不平を漏らすのではなく、伸びしろとして捉える。
同じポジションには石川祐希、高橋藍、大塚達宣、富田将馬など強力なアタッカーが揃っている。「どんな場面でも常に攻め続けられるというところを念頭に置きながら、攻撃力の部分ではどの選手にも負けないようにやっていけたら」。爽やかな“甲斐スマイル”の裏に、負けず嫌いな熱い気持ちが滲み出ていた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)
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