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バレー高橋藍が味方につけた「会場のモニター」 両軍最多26得点の裏にあった“クールな”修正力

バレーボール男子日本代表(世界ランキング5位)は15日、ネーションズリーグ予選ラウンド第3週大阪大会(Asueアリーナ大阪)で強豪イタリア(同2位)と対戦。3-2(24-26、25-19、25-20、23-25、15-12)でフルセットの大熱戦を制し、開幕から無傷の9連勝とした。両チーム最多の26得点をマークした高橋藍は、失敗から即座に学び、修正に繋げていた。

イタリア戦に出場した高橋藍【写真:中戸川知世】
イタリア戦に出場した高橋藍【写真:中戸川知世】

ネーションズリーグ第3週大阪大会

 バレーボール男子日本代表(世界ランキング5位)は15日、ネーションズリーグ予選ラウンド第3週大阪大会(Asueアリーナ大阪)で強豪イタリア(同2位)と対戦。3-2(24-26、25-19、25-20、23-25、15-12)でフルセットの大熱戦を制し、開幕から無傷の9連勝とした。両チーム最多の26得点をマークした高橋藍は、失敗から即座に学び、修正に繋げていた。

 勝負の第5セット、6-6と同点の場面。高橋の前にイタリアの高い壁が立ちふさがった。3枚ブロックに捕まって“ドシャット”を浴びたが、すぐに切り替えた。

「1本止められてしまった時の感覚は自分の中で持っているので。それを次のセットでさらに打点を上げるのか、さらにコースの幅を広げるのか。そこを自分の中で感覚としてやっている」

 直後に再び回ってきたトスを迷いなく打ち切り、今度はブロックアウト。右の拳を力強く振り降ろし、目一杯に吠えた。

 両軍最多の26得点。当然マークも厳しくなる。第4セットにも3枚ブロックで対抗してきた相手に苦しむ場面があった。「もちろん試しながら打っていた部分もある。自分自身が持っている感覚で打ってみて、でもそれ以上に(相手の)高さがあったというのが実際にあった。あとは自分自身が少し疲れも出て打点が下がっている部分もあった」。修正していく中で、会場のモニターも味方につけた。

「うまくモニターを使いながら。リプレーが出るので。そこでどういった打ち方をしているのか、どういった通過点を通っているのか。しっかり確認して冷静に。特に第5セット、本当に勝ちにいかないといけない、後がないセットに対して、しっかりと1セット目から4セット目までやってきたことを対応しきれたかなと」

 ワンプレーごとに感覚とのズレを分析し、すぐさま微調整する。熱い雄叫びの裏には、いたってクールな頭があった。

(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)



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