「石川を困らせないように」8歳下、主将の復調待ったベテランの覚悟 前半指標100%の躍動も「まだまだ」――女子バレー・島村春世
バレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第3週大阪大会が9日、Asueアリーナ大阪で行われ、日本はタイに3-1で勝利。通算7勝3敗とし、決勝ラウンド進出へ一歩前進。14得点を挙げた34歳のミドルブロッカー島村春世は、8歳年下の主将・石川真佑を支えるベテランとして、その責任感をのぞかせた。

ネーションズリーグ
バレーボール女子のネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド第3週大阪大会が9日、Asueアリーナ大阪で行われ、日本はタイに3-1で勝利。通算7勝3敗とし、決勝ラウンド進出へ一歩前進。14得点を挙げた34歳のミドルブロッカー島村春世は、8歳年下の主将・石川真佑を支えるベテランとして、その責任感をのぞかせた。
切り裂くような移動攻撃で相手を圧倒した。島村は序盤から、コートの横幅目いっぱいのブロードを連発。初招集の同学年セッター栄絵里香とのコンビネーションもかみ合った。第1、第2セットで8本中8本、アタック決定率100%の絶好調。最終的にはチームトップの63%を記録した。
チームの大黒柱は、エースで主将の重責を担う石川。島村はその脇を固める責任感も強い。
「(石川は)本当にいてくれないと困りますし、やってくれないと困ります。だけど、石川を困らせるような状況に持っていかないよう、周りは助けなきゃいけない。前半は石川が結構苦しかったんですけど、周りがどうにか生かしつつやった結果、最後の最後に吹っ切れて決めてくれた」
どこかほっとしたように笑みを浮かべたベテランの言葉通り、石川は第1セットで1得点に終わるなど、序盤からエンジン全開とはいかなかった。その間に島村が和田由紀子、佐藤淑乃らとともに得点を重ねてカバー。第4セットで石川は息を吹き返して9得点、合計でチーム最多22得点を挙げた。

一方の石川も島村への信頼を口にする。「チームを鼓舞するような声かけをして盛り上げてくれる。そこに任せきりになるのではなくて、一緒になってチームを引っ張っていかないと。ミドルとして得点してくれることも本当に助かっている」。
連敗を断ち切る勝利にも島村は満足していない。「3セット目で終わらせるべきだった。自分自身、後半もギアを上げる方向に持っていかないと。まだまだ石川のことを助けられていない。個人としてもっと成長していかなきゃいけないと思えた試合でした」
日本は休養日を挟み、11日にトルコ、12日にポーランドとの2連戦。強い覚悟を胸に、決勝トーナメント進出へ負けられない試合に臨む。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)
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