体操界に新星、高1の15歳・西山実沙が全日本初V! 2位と0.101点の超僅差…涙ぐみ「最後は『楽しもう』と」
体操の全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)は18日、女子決勝が行われ、予選1位だった高校1年生の15歳・西山実沙(なんば体操クラブ/相愛学園高)が110.332点で逃げ切り初優勝。10月の世界選手権(オランダ)の代表に前進した。連覇を狙った岸里奈が110.231点で2位、岡村真が109.430点で3位だった。

全日本個人総合選手権女子決勝
体操の全日本個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)は18日、女子決勝が行われ、予選1位だった高校1年生の15歳・西山実沙(なんば体操クラブ/相愛学園高)が110.332点で逃げ切り初優勝。10月の世界選手権(オランダ)の代表に前進した。連覇を狙った岸里奈が110.231点で2位、岡村真が109.430点で3位だった。
体操界の新星が、全日本女王の座を射止めた。16日に行われた予選を55.566点の首位で終えた西山。1種目目の跳馬で14.233点、2種目目の段違い平行棒で14.100点と得意2種目で高得点をマークし、ライバルとのリードを1点以上に広げた。
3種目目の平均台は着地でバランスを崩すミスが出て、13.033点にとどまる。この種目で14.100点と伸ばした前回女王・岸に0.167点差まで迫られ、優勝争いは接戦に。最終種目の床運動で13.400点をマークし、13.466点だった岸を振り切って優勝した。2人は0.101点という超僅差だった。
最終演技者で優勝が決まると、西山は安堵した笑みを浮かべた後、感極まったのか、涙ぐむ様子も見られた。場内インタビューに立つと「去年から優勝を目指して練習をしてきたので、その目標に届いて、うれしい気持ちでいっぱいです。指導してくださっている先生方、応援してくれているお父さん、お母さんに感謝を伝えたいです」と初々しく話した。
予選1位で追われる展開。「3種目目の平均台でミスが出て少し焦ったところもあったけど、最後まできっちり演技ができて良かった」。最後は接戦となったが「ラストの床に行く前は点数ではなく、最後は『楽しもう』という気持ちでいった。今までやってきた練習の成果が出せて、うれしい気持ちでいっぱいです」と笑みをこぼした。
今大会は10月の世界選手権2次選考会を兼ねて実施。女子は5枠で、今大会の得点の半分を持ち越して行われる5月のNHK杯の成績で代表が決まる。NHK杯に向け、西山は「今年の世界選手権で代表になることが大きな目標なので、NHK杯もミスなく、最後までやりきりたいと思います」と声を弾ませ、決意を新たにした。
西山は昨年世界ジュニア選手権の種目別床運動を制し、2028年ロサンゼルス五輪で活躍が期待される若手の一人。シニアデビューとなった今季、いきなり全日本選手権で杉原愛子ら五輪経験のある実力者たちを抑え、頂点に輝いた。
(THE ANSWER編集部)
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