“金満”ドジャースに辛口NY記者が私見「巨額費やしても…」 賢明な優先事項「日本人」を評価
米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントで行われたワールドシリーズ(WS)第7戦でブルージェイズを延長11回の末に5-4で下し、2年連続の世界一に輝いた。辛口で知られる米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「ドジャースに対する最終的な考え」として私見をXに投稿している。

ドジャースがWS制覇
米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントで行われたワールドシリーズ(WS)第7戦でブルージェイズを延長11回の末に5-4で下し、2年連続の世界一に輝いた。辛口で知られる米ニューヨーク州地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「ドジャースに対する最終的な考え」として私見をXに投稿している。
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人3投手を擁したドジャース。他に投手陣ではブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、野手陣でもムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスらスター選手が揃い、2年連続の世界一に輝いた。
大谷との10年総額7億ドル(約1014億円=契約当時)を始め、大型契約で補強をしてきたドジャースに、一部でヤンキースに替わる新たな「悪の帝国」との声が上がることもある。しかし、ヤンキースが本拠地にするニューヨークの敏腕記者であるヘイマン氏は、Xに「ドジャースに対する最終的な考え」として「1.全てが金の問題ではない(巨額を費やしても、まだダメなチームもある)」とまず記した。
ヤンキースと同じくニューヨークを本拠地にするメッツは、フアン・ソト外野手と昨オフ15年総額7億6500万ドル(約1147億円=契約当時)の大型契約を結んだ。しかし、今季はプレーオフに進出することすら叶わず。アーロン・ジャッジ外野手らを擁するヤンキースも短期決戦を勝ち上がることはできなかった。
ヘイマン記者はさらに「2.彼らは適切なスター選手を選んでいる」「3.彼らはスカウト面で優れている(ドラフト順位はほぼ最後に近いが、彼らの有望選手は成功する)」とドジャースについて評価。最後に「4.彼らは常に最高の才能のある日本人選手を獲得できたわけではないが、賢明にもそれを優先事項としていた」とも記した。
(THE ANSWER編集部)
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