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世界最強馬になったフォーエバーヤング レース前、矢作調教師が坂井瑠星に送っていた一言とは

米競馬の祭典・ブリーダーズカップ(BC)が現地1日、米カリフォルニア州デルマー競馬場で行われ、メインのBCクラシック(ダート2000メートル)で日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4、矢作)が優勝を果たした。

ブリーダーズカップBCクラシックで優勝したフォーエバーヤング(先頭)【写真:UPI/アフロ】
ブリーダーズカップBCクラシックで優勝したフォーエバーヤング(先頭)【写真:UPI/アフロ】

競馬ブリーダーズカップ

 米競馬の祭典・ブリーダーズカップ(BC)が現地1日、米カリフォルニア州デルマー競馬場で行われ、メインのBCクラシック(ダート2000メートル)で日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4、矢作)が優勝を果たした。

 好スタートから2、3番手を進めたフォーエバーヤング。淡々と流れ、4コーナーから徐々に進出。コーナーワークで先頭で最後の直線に立った。そのまま鞍上・坂井瑠星の激励に応え、追撃を封じ先頭でゴールした。1着になると客席にいたオーナーの藤田晋さんは絶叫。矢作調教師と抱き合った。

 レース後、グリーンチャンネルで中継された現地インタビューで坂井は「最高です。世界一の馬だと思うし、悔いのないレースができて、こんな嬉しいことがあるんだなという気持ちです」と話した。

 矢作調教師も同局のインタビューに応じ、フォーエバーヤングについて「パーフェクト。これで負けたら『俺どうしよう』と思える仕上げでした」と語った。鞍上の坂井についてはレース前に「馬を信じて乗ってこい」と声をかけていたことを告白。「瑠星が信じて乗っていた」と称えた。

 フォーエバーヤングは父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母父コングラッツという血統。重賞は24年G1サウジカップ、東京大賞典など9勝。通算13戦10勝。馬主はサイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋さん。

(THE ANSWER編集部)



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