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八村塁、NBA入りはどうなる? ゴンザガ大OBのMLB左腕に聞いた“後輩へのエール”

今、最もNBAに近い日本人プレーヤーと言われているのが、ご存じ、ゴンザガ大3年生の八村塁だ。先頃行われた男子バスケットボールのNCAAトーナメントではエリート8(8強)でテキサス工科大に敗れるまで、パワーフォワードとしてチームを牽引。日本での夏の甲子園に匹敵する大人気スポーツイベントで存在感を示し、全米では毎日のように「ルイ・ハチムラ」の名前がスポーツニュースを賑わせた。

ゴンザガ大の八村塁【写真:Getty Images】
ゴンザガ大の八村塁【写真:Getty Images】

好調マリナーズのエース左腕ゴンザレス、八村は「ベストプレーヤー」

 今、最もNBAに近い日本人プレーヤーと言われているのが、ご存じ、ゴンザガ大3年生の八村塁だ。先頃行われた男子バスケットボールのNCAAトーナメントではエリート8(8強)でテキサス工科大に敗れるまで、パワーフォワードとしてチームを牽引。日本での夏の甲子園に匹敵する大人気スポーツイベントで存在感を示し、全米では毎日のように「ルイ・ハチムラ」の名前がスポーツニュースを賑わせた。


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 3月、新シーズンに向けて準備を進めるMLB選手たちも、例外なく「マーチ・マッドネス(3月の狂乱)」と呼ばれるビッグトーナメントの虜になっていた。開幕以降、快進撃を続けるマリナーズのエース左腕、マルコ・ゴンザレスもその一人。応援し続けたのは、もちろん、母校でもあるゴンザガ大だった。

「毎年この時期が待ちきれないんだ。NCAAトーナメントは佳境を迎えるし、野球はシーズン開幕を迎える。スプリングトレーニング中はクラブハウスで、みんながそれぞれ応援する大学の話で持ちきりになるんだ。僕もゴンザガ大のスコアをチェックしたり、ハイライト映像を見たり、運良くテレビで試合を放送していれば必ず見ていたよ」

 そんな左腕が、今年最も心躍らせたプレーヤーが八村だ。身長204センチ、体重106キロという恵まれた体格を生かしながら、ゴンザガ大のエースとして大活躍。特に、オフェンス面ではゴール際の強さやミドルレンジからの決定力、フィジカルを生かした多彩な攻撃を披露するなど、昨年から飛躍的な成長を遂げた。

「ルイはエキサイティングな選手。ゴンザガ大のベストプレーヤーだ。運動能力に長けた卓越したアスリートで、見ての通り、何事も吸収が早い選手なんだろうね。直接面識はないけれど、聞いた話だと、貪欲に学ぶ心構えがあるらしい。大学入学当初はほとんど英語が話せなかったのに、今では不自由なくコミュニケーションを取れている。アメリカの大学スポーツという新しい環境にすぐに適応してみせた、その能力は素晴らしいね」

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