アルトゥーベは大谷と久々対戦で何を感じた？

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。右ひじ手術から復帰後4度目の先発は、現地時間で31歳のバースデー登板となった。2回31球を投げ、1安打3奪三振で無失点の好投。劇的な復活に、アストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が「打つのは不可能」とお手上げの言葉を残した。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」が公式Xに公開した試合後のインタビューで、アルトゥーベは大谷について問われると「僕にとっては彼はほぼ打つのは不可能。100マイルに達するし、えげつないスライダーやスプリットも投げられる」と投球を絶賛した。

　首位打者3度の巧打者アルトゥーベは初回、2死無走者で大谷と対戦。初球97.9マイル（約157.6キロ）の高め直球をファウル。2球目は外角に逃げていくスイーパーを打ちに行き遊ゴロに倒れた。

　大谷のエンゼルス時代から長年対戦してきたが、投打二刀流の完全復活が近いと感じているようで「何よりも彼は打つこともできる。アメージングだよ。彼と対戦するのは好きではないが、今日は勝ててよかったよ」と驚きを口にしている。