大苦境の角田裕毅を「F1で見ることはもうない」 R・シューマッハ氏が辛辣「圧倒的に足りない」
自動車レースF1で苦戦が続く角田裕毅(レッドブル)に、元F1ドライバーでミハエル・シューマッハ氏の弟、ラルフ・シューマッハ氏が厳しい言葉を並べた。ドイツメディアで角田の実力不足を指摘し、「今年が終われば、もうツノダをF1で見ることはないだろう」など言いたい放題だった。

スポーツ専門局「Sky」電子版が報じる
自動車レースF1で苦戦が続く角田裕毅(レッドブル)に、元F1ドライバーでミハエル・シューマッハ氏の弟、ラルフ・シューマッハ氏が厳しい言葉を並べた。ドイツメディアで角田の実力不足を指摘し、「今年が終われば、もうツノダをF1で見ることはないだろう」など言いたい放題だった。
ドイツでF1を中継しているスポーツ専門局「Sky」電子版は2日付で、「ラルフ・シューマッハ、ユウキ・ツノダのレッドブル、そしてF1での終わりを予想」と題する記事を掲載した。
「Sky」で解説を務めるR・シューマッハ氏。記事では同氏の「Sky Sport F1-Podcast」内のコメントとして、「彼(ツノダ)は、フェルスタッペンとは差があり過ぎる。率直かつ簡潔に言うと、ここからの数レースで(浮上の)きっかけをつかめないのであれば、恐らくレッドブルから出されるだろう」「彼は圧倒的に(力が)足りておらず、ミスまでするようになった」とのコメントを伝えている。
記事では、角田がレッドブルの高い要求に応えられないことを、R・シューマッハ氏は予想していたと説明。同氏は「レーシングブルズでのパフォーマンスも、ローソンやハジャーと大差なかった。ホンダのアストン・マーチンでコックピットに座れるとも思えない。今年が終われば、もうツノダをF1で見ることはないだろう。問題は、スピードが遅く、物事を台無しにしてしまうことだ。そうするとチームも辛抱できなくなってしまう」と辛辣な言葉を並べた。
角田は第11戦オーストリアGPで完走中最下位の16位に終わるなど、4戦連続ノーポイント。この週末は第12戦の英国GPに臨んでいる。
(THE ANSWER編集部)