本拠地ホワイトソックス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は1日（日本時間2日）、本拠地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。4回の第3打席に今季30号ソロを放った。飛距離408フィート（約124.3メートル）の特大弾後、米実況席はグラウンド上のある異変に注目。高々と上がった打球と対照的な光景に言及していた。

　特大アーチに沸く球場で、ぽつりと転がっていた。相手先発スミスが投じた内角のスライダーを捉えた大谷の打球は、右中間スタンド中段へ着弾。球場は一気に熱狂ムードへ。その一方、グラウンドに目をやると赤色の物体が。その正体はビーチボールだった。

　中継した米カリフォルニア地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席は、この珍場面をしっかりキャッチ。ホームランをリプレー映像で確認しながら、実況のスティーブン・ネルソン氏は「ビーチボールがフィールドに入り、野球ボールは出て行きました！」と、対照的な光景をユーモアを交えながら指摘する場面があった。

　大谷は4打数1安打1打点で、ドジャースの6-1勝利に貢献。先発登板した山本由伸は、7回3安打1失点の好投で今季8勝目を掴んでいる。