「投げないで…」敵地放送局が悲鳴 大谷の驚異のデータ「19/39」に世界一名将も「非現実的だ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場すると、4回の第3打席に今季30号ソロを放つなど4打数1安打1打点でチームの6-1の勝利に貢献した。敵地中継局の試合後番組では、「彼は非現実的だよ」「狂気的だ! 信じられない」と脱帽する声が飛び交っていた。

本拠地ホワイトソックス戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地ホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場すると、4回の第3打席に今季30号ソロを放つなど4打数1安打1打点でチームの6-1の勝利に貢献した。敵地中継局の試合後番組では、「彼は非現実的だよ」「狂気的だ! 信じられない」と脱帽する声が飛び交っていた。
5-1で迎えた4回2死走者なしの第3打席。先発右腕スミスの内角のスライダーを豪快に引っ張ると、打球は右翼スタンドに飛び込んだ。打球速度116.3マイル(187.1キロ)、飛距離408フィート(約124.3メートル)の30号ソロで、5年連続の“大台”到達となった。
米イリノイ州地元局「シカゴ・スポーツ・ネットワーク」試合後番組でも大谷の一発は話題に。同局のレポーターを務めるチャック・ガーフィエン氏が「多くの部分でオオタニを止めましたが、我々の試合のハイライトはショウヘイ対シェーン・スミスだった。そしてショウヘイは今季30号を放ちました」と、嘆いた。
続けて「試合前に、彼に対してはどこに投げるって言ってましたっけ?」と、解説をつとめたオジー・ギーエン氏に尋ねると、過去に同球団をワールドシリーズ制覇に導いている名将も「投げないで……」と冗談めかした後に、「(内角の球だったが)遅いし、弱い。ああ、彼は非現実的だよ」と脱帽していた。
試合前には、大谷のホワイトソックス戦での通算成績を紹介し、「Ohhhh 35先発出場で18本塁打だと!」「彼は人間ではない」と口々に驚愕していた2人。この試合で1本追加されたが、ガーフィエン氏は「打球速度は時速116マイルで、ホワイトソックスに対しては、39試合で通算19本目のホームランとなりました。そしてそのうち36試合が先発出場でした」と伝えると、「これは正気ではない! 彼は狂気的だ! 信じられないです」と興奮気味に伝えていた。
(THE ANSWER編集部)