F1で珍事発生 スタート地点でマシン立ち往生→ピットで発火、1周目から2台リタイアと波乱連発
自動車レースF1は現地29日、今季第11戦オーストリアGPの決勝が行われ、日本人ドライバーの角田裕毅(レッドブル)は完走中最下位の16位に終わった。同僚のマックス・フェルスタッペンも1周目でリタイア。レース開始前には、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)のマシンが発火するなどアクシデントが発生する波乱のレースとなった。

オーストリアGP
自動車レースF1は現地29日、今季第11戦オーストリアGPの決勝が行われ、日本人ドライバーの角田裕毅(レッドブル)は完走中最下位の16位に終わった。同僚のマックス・フェルスタッペンも1周目でリタイア。レース開始前には、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)のマシンが発火するなどアクシデントが発生する波乱のレースとなった。
スタート前にまさかの展開が待っていた。フォーメーションラップに向かうダミーグリッド上で、19番グリッドのサインツのマシンが立ち往生。メカニックの介入を受けてようやく動き出した。一度ピットレーンに戻ったものの、今度はマシンから発火。スタート前に無念のリタイアとなった。ウィリアムズはアレクサンダー・アルボンも15周でリタイアとなった。
レースは15分遅れでスタートしたが、今度は1周目のターン3でリアタイアをロックさせたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がフェルスタッペンと接触。2人とも1周目を完走することなくリタイアを余儀なくされた。F1公式サイトによると、アントネッリはレース後に謝罪。次戦での3グリッド降格とペナルティポイント2点という厳しい処分が科された。
18番手スタートだった角田は一時は順位を上げるも、フランコ・コラピント(アルピーヌ)と接触。フロントウィングを損傷し、緊急ピットインを強いられた。さらに10秒ペナルティも科されて万事休す。完走16人中最下位に終わった。
(THE ANSWER編集部)