大谷、米国に衝撃与える“164キロじゃない”一球 「リハビリ中にMLBを支配」 大谷2世仕留める
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手復帰3度目の登板で初めて複数イニングを投げ、2回を27球、1安打1三振1四球無失点だった。初回にメジャーのキャリアで自身最速となる101.7マイル(約163.6キロ)をマークする中、米国の投球分析家は89マイル(約143.2キロ)の“魔球”に「エグい」とうなっている。

敵地ロイヤルズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手復帰3度目の登板で初めて複数イニングを投げ、2回を27球、1安打1三振1四球無失点だった。初回にメジャーのキャリアで自身最速となる101.7マイル(約163.6キロ)をマークする中、米国の投球分析家は89マイル(約143.2キロ)の“魔球”に「エグい」とうなっている。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のXに投稿したのは、大谷がジャック・カグリオーンに投じた1球だ。「ショウヘイ・オオタニ、エグイ89マイル(約143.2キロ)のスライダーだ」と絶賛。強振したカグリオーンだったが、バットは空を切り、空振り三振となった。
カグリオーンは米フロリダ大在学中に投打二刀流で活躍し、米国で“大谷翔平2世”として注目を集めた22歳。地元メディアの間では、「ジャックタニ」という愛称がつけられ、昨夏のドラフト1巡目(全体6位)でロイヤルズに指名された。超逸材を仕留めた1球には、米ファンからも驚きの声が上がった。
「オオタニは1年間投げてきたかのように見える」
「打者よりも投手として優れているかもしれないという主張がようやく理解できてきたよ」
「今まで見た中で最高の野球選手だ」
「もちろんオオタニはリハビリ中に何気なくメジャーリーグを支配する」
大谷はこの日、打者としては4打数無安打と不発。ドジャースも5-9で敗れたが、マウンドで圧倒的な存在感を見せつけた。
(THE ANSWER編集部)