敵地ロイヤルズ戦

　米大リーグ・ドジャースは27日（日本時間28日）、敵地でロイヤルズと対戦。5-4で勝利した。9回裏、1死満塁と一打逆転の大ピンチを背負ったが、一塁手フレディ・フリーマンが難しい送球を捕球し併殺でゲームセット。チームを5連勝に導いた。同僚からも絶賛コメントが相次いでいる。

　ドジャースが1点リードした9回。安打と四球で1死満塁のピンチを背負った。続く打者の打球はセカンド正面のゴロに。エドマンからベッツと渡り、併殺完成と思われた。しかしベッツは若干力んだようでハーフバウンドの送球になってしまった。ただ、フリーマンは倒れ込みながらもなんとかすくい上げてキャッチ。ファーストミットの先っぽでボールを掴んでいた。併殺完成でチームは5連勝となった。

　このプレーにはドジャースの同僚も大絶賛。試合中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では試合後の囲みが放送され、マンシーがフリーマンの捕球について聞かれると「とんでもないよ（笑）。どうやったのか分からない。クールだったね」と衝撃を受けた様子。9回のマウンドにいたスコットは「フレディは最高だった。彼がゴールドグラブ受賞者なのには理由がある。特別な選手だよ」と絶賛した。

　さらに試合後インタビューでは送球したベッツも「フレディは素晴らしい仕事をしたよね！」と称賛。「僕がすることは周辺に投げること。そうすれば彼は常に捕球してくれるからね」と信頼感の高さを伺わせた。