大谷の特大弾を見送り俯いた敵選手 「そうだ、ライトは…」日本人発見、“大谷2世”の超逸材に貫禄
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に29号先頭打者弾を放つなど3打数2安打2打点で、チームの5-4の勝利に貢献した。先制弾は右翼スタンドに飛び込んだが、この打球を追ったのは“大谷翔平2世”と呼ばれる男だった。

敵地ロイヤルズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ロイヤルズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回に29号先頭打者弾を放つなど3打数2安打2打点で、チームの5-4の勝利に貢献した。先制弾は右翼スタンドに飛び込んだが、この打球を追ったのは“大谷翔平2世”と呼ばれる男だった。
試合開始いきなりだった。ロイヤルズ先発キャメロンのチェンジアップを捉えると、打球は高々と舞い上がった。打球速度110.4マイル(約177.6キロ)、飛距離429フィート(約130.7メートル)の特大の当たりは右翼席にある敵地名物の噴水に飛び込んだ。
この打球を追ったのは大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称を持つジャック・カグリオーン。打球が右翼スタンドに入るのを確認すると俯いた。
X上の日本人ファンもカグリオーンに気づき注目の声が。大谷が初対戦で貫禄を見せつけた形となり「そうだ、ライトはカグリオーンでしたね。ルーキーにいきなり見せつけた」「大谷二世と期待されてるカグリオーンの頭上を越えるホームランをいきなり放つとか本当スーパースターだわ」との声が集まった。
ロイヤルズのカグリオーンは米国で“大谷翔平2世”として注目を集めた22歳の超逸材。米フロリダ大在学中に投打二刀流で活躍した。米メディアの間では、「ジャックタニ」という愛称がつけられ、昨夏のドラフト1巡目(全体6位)でロイヤルズに指名された。その後はマイナーA+級で野手としてプレー。今季マイナーでは50試合に出場し、打率.322、出塁率.389、長打率.593、15本塁打、56打点(2A、3A合算)の成績を残し、メジャー昇格を果たした。ここまで21試合に出場し、打率.179、2本塁打、4打点としている。
(THE ANSWER編集部)