バレー日本男子、格下ウクライナに2-3衝撃敗戦 フルセットの大激戦…鉄壁ブロックに苦しむ【ネーションズリーグ】
バレーボール男子のネーションズリーグは27日、ブルガリアで予選ラウンドの第2週を行い、世界ランキング6位の日本は同13位のウクライナと戦いフルセットの末2-3(26-24、17-25、18-25、25-22、13-15)で敗れた。今大会ではポーランド、ブルガリアに続く敗戦で、4勝3敗としている。

フランス下し勢いに乗ったはずだったが…
バレーボール男子のネーションズリーグは27日、ブルガリアで予選ラウンドの第2週を行い、世界ランキング6位の日本は同13位のウクライナと戦いフルセットの末2-3(26-24、17-25、18-25、25-22、13-15)で敗れた。今大会ではポーランド、ブルガリアに続く敗戦で、4勝3敗としている。
第1セットは大接戦。日本が26-24で先取した。しかし第2セットからは、ウクライナの高いブロックに苦しみ、ミスが目立ち始める。このセット17-25で落とすと、第3セットも18-25で失った。
第4セットは21歳の大学生、甲斐優斗を起用するなど先発メンバーを全員代える積極策でスタート。中盤から終盤にかけて22歳の西山大翔がサービスエースを決めて流れをつかみ、終盤には交代出場したエバデダン・ラリーが連続ブロックを決めるなど25-22。最終セットも接戦に持ち込んだが、13-15で力尽きた。
日本は26日には、世界ランキング2位で五輪2連覇中のフランスにセットカウント3-2(25-22、19-25、22-25、25-20、15-11)で逆転勝ち。フルセットの死闘を制し、勢いをつけて臨んだ試合だった。
この大会で日本は昨年が2位、2023年は3位と近年は安定した成績を残している。今後は29日にスロベニアと対戦し、7月16日からの第3週は日本の千葉で行われる。勝ち抜いた8か国が中国・寧波での決勝ラウンドへ進む。
(THE ANSWER編集部)