MLBで試合中に選手が号泣 理由に「なんて卑劣」「一線を越えた」の声…観客の暴言に非難集中
米大リーグ、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が24日(日本時間25日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦で観客の暴言に涙を流した。報道した米記者がその理由にも触れている。

シカゴでのホワイトソックス―ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が24日(日本時間25日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦で観客の暴言に涙を流した。報道した米記者がその理由にも触れている。
感情を抑えられない。マルテに異変が起きたのはダイヤモンドバックスの守備時だった。グラウンドで涙を流すドミニカ共和国出身の31歳。トーリ・ロブロ監督が肩を抱いて言葉をかけた。
全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者は自身のXで、「ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督いわく、シカゴのファンがケテル・マルテに向かって、2017年に交通事故で亡くなった彼の母について何かを叫んだという。マルテは目に見えて感情的になり、動揺していた。そのファンは球場から退場させられた」と説明。心ないファンには、米国でもXで厳しい声が寄せられている。
「このファンは全ての球場から出禁になるべき。なんて卑劣な行為だ」
「一線を越えている」
「これは悲しく馬鹿げている」
「なんだって?? 生涯出禁になるべき!!」
「これは酷い」
「ケテルをハグしてあげたい」
「こんなことを言える人がいるなんて信じられない」
「許されない侮辱」
「いきすぎだ」
「こんな風に選手を扱うのは許容できない」
マルテは19、24年に二塁手でオールスター選出。今年もナ・リーグの同部門でファン投票トップに立っている。「2番・二塁」で出場したこの日のホワイトソックス戦では、初回に15号ソロを放ち、チームの4-1勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)