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大谷27号に敵地実況も脱帽「ロボットだと確信」 10秒沈黙後に口にした敬意「ゲームのように…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で出場。6回の第4打席で左越え27号2ランを放ち、日米通算300号に到達した。得意の球場できっちり捉えた一発に敵地実況席は淡々。約10秒沈黙し、「彼がロボットだと確信しました」と脱帽していた。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ロッキーズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で出場。6回の第4打席で左越え27号2ランを放ち、日米通算300号に到達した。得意の球場できっちり捉えた一発に敵地実況席は淡々。約10秒沈黙し、「彼がロボットだと確信しました」と脱帽していた。

 6-3で迎えた6回無死一塁、カウント1-0から救援左腕ロリソンを捉えた。逆方向へグングン伸びる打球は左翼席へ。飛距離373フィート(約113.7メートル)の27号2ランとなった。これで記念すべき日米通算300号。歓声と落胆の声が交錯する中、淡々とダイヤモンドを回った。

 MLB公式のロッキーズ地元中継の実況席も淡々としたもの。実況のドリュー・グッドマン氏が「レフトへ深く飛びました。これは27号です」と伝えると、約10秒沈黙。解説のジェフ・ヒューソン氏が「8-3となりました。彼は、はじめの2打席でいくつか逃していましたから」と続けた。

 グッドマン氏は「彼はロッキーズとは29試合プレーしています。そしてこれは、コロラドに対してはキャリア12発目の本塁打でした」と紹介。これにはヒューソン氏も「別物です。この速球は高めでしたが、彼はこれをシャープに打つこともありませんでした。球がどう放たれたかをみたら、バレルゾーンでもなかったです」と会心の当たりではなかったとしつつ、「これはオオタニの力強さを証明しました」と指摘した。

 グッドマン氏が「彼がロボットだと確信しました」と返すと、ヒューソン氏は「間違いなくビデオゲームのようにプレーしていますね。今まで見た中で、最も偉大な野球選手です」と舌を巻いていた。

 ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドは標高約1600メートルの高地にあり、打球が飛ぶことでも知られる。大谷は昨季まで出場14試合で11本塁打と打ちまくっており、昨年6月18日の試合では476フィート(約145メートル)の特大弾も放っていた。

(THE ANSWER編集部)



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