敵地ロッキーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日（日本時間25日）、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。6回に27号2ランを放った。日米通算300号となる逆方向への一発の瞬間、クアーズフィールドの観客は騒然となり、頭を抱えるロッキーズファンの姿も見られた。

　6-3で迎えた6回無死一塁、救援左腕ロリソンを捉えた。逆方向へグングン伸びる打球は左翼席へ。飛距離373フィート（約113.7メートル）の27号2ラン。これで記念すべき日米通算300号となった。

　快音が響いた瞬間、スタジアムには観客から悲鳴にも似た「OHHHH～！」の声がこだました。着弾したレフトスタンドの観客は、両手をあげガッツポーズするドジャースファンと、思わず頭を抱えるロッキーズファンに二分。通算29試合12本塁打31打点とロッキーズを得意とする大谷が敵地で生んだ光景だった。