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「日本の文化から学べることがある」 死球の130秒後、大谷が敵ベンチに歩み寄る“聖人の対応”に米絶賛の嵐

米大リーグ・ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地でパドレスと対戦し、3-5で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。9回に100マイル(約161キロ)の死球を受けた。球場が騒然となる中で、大谷は敵ベンチへ歩み寄る紳士な振る舞いを見せ、その行動に米ファンも堪らず喝采を送った。

死球を受けたドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
死球を受けたドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地パドレス戦

 米大リーグ・ドジャースは19日(日本時間20日)、本拠地でパドレスと対戦し、3-5で敗れた。大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。9回に100マイル(約161キロ)の死球を受けた。球場が騒然となる中で、大谷は敵ベンチへ歩み寄る紳士な振る舞いを見せ、その行動に米ファンも堪らず喝采を送った。

 緊迫ムードを一変させた。9回裏、相手右腕・スアレスの死球を受けた直後、大谷は自軍ベンチをなだめるように手を振る仕草を見せながら一塁へ。事態の鎮静化を図った。投手交代のタイミングではパドレスベンチの方へ歩み寄り、選手と笑顔で何かを話す場面が。死球を受けてから約130秒後のことだった。その後一塁手アラエスと握手して、談笑する姿もあった。

 9回表のパドレスの攻撃でタティスJr.の死球を発端に両軍がエキサイト。ドジャースのロバーツ監督、パドレスのシルト監督がベンチを飛び出し、選手もこれに続いて一触即発の事態に。両監督が退場、警告試合が発せられた“死球合戦”で混とんとするムードをなだめようと、紳士的な行動を取っていた。

 米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式Xは、大谷の振る舞いに脚光を当て、実際の映像を公開。“報復死球”ととられてもおかしくなかったが、大谷の行動には米ファンの喝采が溢れた。

「オオタニは球界最高の選手で人柄も最高。真のGOATだ」
「これ以上ない品格。パドレスも学んで」
「最高!彼が我がチームにいてくれてとても嬉しい!」
「本当に素晴らしい振る舞いだよ」
「我々は日本の文化から学べることがある」

 大谷は17日(同18日)の試合でもデッドボールを受けるなど、この4連戦では両軍に死球が相次ぎ、遺恨が残る形となった。

(THE ANSWER編集部)



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