本拠地パドレス戦

　米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は19日（日本時間20日）、本拠地パドレス戦で先発マウンドに上がった。3回には3者三振に抑えるピッチングを披露。一方で、三振かと思われた渾身の一球が“ほぼド真ん中”にもかかわらずボール判定に。投球分析家のロブ・フリードマン氏は思わず怒りの声を上げている。

　山本は2回、5番ボガーツにソロ本塁打を浴び先制点を献上。ただ、その後は安定した投球を見せ、3回にはジョンソン、マルドナドを立て続けに3球三振に。迎えたタティスJr.の打席、カウント0-2からの3球目は、真ん中やや高めで捕手のミットへ。しかし、球審はボールと判定した。この一球は、MLB公式サイトのチャート図では、真ん中高めのストライクゾーンにしっかり入っていた。

　イマキュレート・イニング（3者連続3球三振）を逃した山本。この場面の映像を、フリードマン氏がXで公開。「この判定のせいでヨシノブ・ヤマモトのイマキュレート・イニングが!!」と文面につづり、怒りを露わにしていた。