「ボールの位置を見てくれ!」 “大谷翔平2世”が待望1号を打ったコースに衝撃、米記者も実況も「首の高さ」
米国で“大谷翔平2世”として注目を集めた22歳の超逸材が、メジャー初アーチを放った。米大リーグ・ロイヤルズの22歳ジャック・カグリオーン外野手が、19日(日本時間20日)、敵地レンジャーズ戦で1試合2発と活躍。メジャー昇格後、14試合目で飛び出した第1号に、米実況も興奮気味に伝えている。

22歳カグリオーンがメジャー初アーチ
米国で“大谷翔平2世”として注目を集めた22歳の超逸材が、メジャー初アーチを放った。米大リーグ・ロイヤルズの22歳ジャック・カグリオーン外野手が、19日(日本時間20日)、敵地レンジャーズ戦で1試合2発と活躍。メジャー昇格後、14試合目で飛び出した第1号に、米実況も興奮気味に伝えている。
豪快にかっ飛ばした。「6番・右翼」で先発したカグリオーンは2-0でリードして迎えた2回先頭の第1打席、レンジャーズ左腕ラッツが投じた高めのボールを振り抜くと、打球速度106マイル(約171キロ)、飛距離387フィート(約118メートル)を記録した打球は右中間スタンドへ。待望のメジャー第1号を見届けると、右手人差し指をかざして喜びを表現。記念すべき一発をベンチの選手たちも拍手で称えた。さらに9回の第4打席では、110マイル(約177キロ)、439フィート(約133.8メートル)の特大アーチを放った。
豪快な第1号は現地でも話題に。MLB公式Xが今季第1号ホームランの映像を公開。実況席は「ボールの位置を見てくれ! 肩、いや首の高さだった! キャリア初のホームランだ。美しい」と興奮気味に伝えれば、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はXで「ジャック・カグリオーンの大リーグ初ホームランは、首の高さの球から放たれた。そして、彼の身長は6フィート5インチ(約195センチ)」とつづり、驚きを隠せない様子だった。
カグリオーンは、米フロリダ大在学中に投打二刀流で活躍。米メディアの間では、大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称もつけられた。昨夏のドラフト1巡目(全体6位)でロイヤルズに指名されると、その後はマイナーA+級で野手としてプレー。今季マイナーでは50試合に出場し、打率.322、出塁率.389、長打率.593、15本塁打、56打点(2A、3A合算)の成績を残し、念願のメジャー昇格を果たしたばかりだった。
(THE ANSWER編集部)