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女子バレー日本、大逆転呼んだ23歳「得点を取るのが自分の仕事」 29得点の和田由紀子…フルセットの末タイ下す

バレーボール女子のネーションズリーグは18日、第2週が香港で開幕し、世界ランキング5位の日本代表は同14位のタイと対戦。第1セット、第2セットを落としたものの、その後3セットを連取しフルセットの末に3-2(18-25、23-25、25-20、25-15、15-11)で劇的な逆転勝ちを収めた。第1週から5戦全勝で突っ走っている。両軍最多の29得点で勝利に貢献した和田由紀子は試合後「得点を取るのが自分の仕事」と充実の表情を見せた。

両軍最多の29得点で勝利に貢献した和田由紀子(左)【写真:VNL提供】
両軍最多の29得点で勝利に貢献した和田由紀子(左)【写真:VNL提供】

ネーションズリーグ第2週、開幕からタイ相手に大熱戦

 バレーボール女子のネーションズリーグは18日、第2週が香港で開幕し、世界ランキング5位の日本代表は同14位のタイと対戦。第1セット、第2セットを落としたものの、その後3セットを連取しフルセットの末に3-2(18-25、23-25、25-20、25-15、15-11)で劇的な逆転勝ちを収めた。第1週から5戦全勝で突っ走っている。両軍最多の29得点で勝利に貢献した和田由紀子は試合後「得点を取るのが自分の仕事」と充実の表情を見せた。

 日本は第1週の4試合で全てストレート勝ちを収めたものの、この日は第1セットを18-25で初めて落とすと、第2セットも競った末に23-25と続けて落とした。ただ第3セット以降は、2024年のパリ五輪でも代表だった23歳の和田が大爆発し、両軍最多の29得点。力強いサーブとアタックで得点源となった。

 試合を配信した「U-NEXT」は勝利後の和田にインタビュー。和田は「まずは得点を取るのが自分の仕事なので、今日は全員、リズムに乗れなくていい攻撃ができていなかったので、まず自分の役割を果たせたかな」と重苦しい空気を変えられたことを喜んだ。

 セットの頭から出場する機会が増えていることで、意識の変化について「コートの中に入っている時間が多いと、相手に対策されてきたりとか、ずっといい調子を保ち続けるのが難しいので、そういうところではスタートから行くのは、もっといろんなことを考えないといけないなと感じます」と話し、今も試行錯誤中のようだ。

 高い攻撃力が目立つ一方で、ここ一番の守りでも光るプレーがある。レシーブの意識について「落としてはいけないボールに絶対に食らいついてあげられるように、足を動かすのを意識しています」と話した。

 次戦は20日、世界ランキング1位のイタリアが相手となる。「スタートからしっかりサーブで攻めて、自分でリズムを作りたい。(今日は)自分たちから出すミスも多かったので、高いブロッカーに対して攻めていくところとリバウンドもらいに行くところ、自分たちのいいところを出して勝ちに行けたら」と気を引き締めていた。

(THE ANSWER編集部)



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