ドジャース戦で球場困惑の珍事 セーフ→アウト→セーフ、一連の流れに米記者も混乱「奇妙だ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。7回には球場中が困惑する珍事が発生した。パドレスの走者フェルナンド・タティスJr.外野手が塁を離れたスキにタッチされ、一度はアウトが宣告されるも審判団が協議。タイムがかかっていたとして判定は取り消された。

ドジャース―パドレス戦で珍事
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。7回には球場中が困惑する珍事が発生した。パドレスの走者フェルナンド・タティスJr.外野手が塁を離れたスキにタッチされ、一度はアウトが宣告されるも審判団が協議。タイムがかかっていたとして判定は取り消された。
球場も放送席も混乱する一幕だった。ドジャースが8-5とリードした7回。1死からパドレスは1番タティスJr.が四球で出塁した。2番アラエスが二遊間に放ったゴロを二塁手エドマンがダイビングキャッチ。二塁ベースに入ったベッツにトスしたが、ボールがこぼれてしまった。セーフが宣告されたが、なぜかタティスJr.は塁を離れて一塁方向へ。ベッツがタッチし、一度はアウトがコールされた。
しかし、パドレスのシルト監督がベンチから出て抗議。審判団が協議した上で、タイムがかかっていたと確認され、アウトは取り消しとなった。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席もしばらく状況が掴めないようで困惑。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者も「これは奇妙だ」と混乱した様子をXでつづった。
(THE ANSWER編集部)