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日本人柔道家の礼儀に海外感銘 誰もいない畳で…「リスペクトだ」永山竜樹が金メダル前に見せた姿

柔道の世界選手権が13日、ハンガリー・ブダペストで開幕。男子60キロ級でパリ五輪銅メダルの永山竜樹(パーク24)が初優勝を飾った。日本勢金メダル第1号となったがその裏で、国際柔道連盟は永山が会場入りした様子を公開。礼儀溢れる姿に海外ファンから感銘の声が上がっている。

永山竜樹【写真:Getty Images】
永山竜樹【写真:Getty Images】

世界柔道開幕

 柔道の世界選手権が13日、ハンガリー・ブダペストで開幕。男子60キロ級でパリ五輪銅メダルの永山竜樹(パーク24)が初優勝を飾った。日本勢金メダル第1号となったがその裏で、国際柔道連盟は永山が会場入りした様子を公開。礼儀溢れる姿に海外ファンから感銘の声が上がっている。

 日本人の礼儀が詰まっていた。

 ベンチコート姿の永山は、誰もいない畳の上に立つと、落ちていたゴミを拾っていた。入退場をイメージして身体を90度折り曲げてお辞儀。また、試合や対戦相手を想定して畳の真ん中に立って再びお辞儀。歩き回って畳の感触を確かめつつ、最後に一礼して退場した。

 永山の様子を国際柔道連盟が運営するメディア「Judotv」公式Xとインスタグラムが約50秒の動画を発信。「敬意を体現。ナガヤマ・リュウジは、畳の準備の手伝いから世界選手権の一日を始める!」と記し、ハッシュタグには「Respect」と添えた。

 コメント欄では海外ファンから「リスペクトだね」「タタミへの最大限の敬意だ」「日本人の精神だ」「達人の謙虚さだよね」「柔道家は違うな」など日本の柔道家らしい振る舞いに感銘の声が書き込まれていた。

(THE ANSWER編集部)

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