ボールが予想外の場所に着弾した結果…「触らないで!」 全米OPで思わぬトラブル、実況席が絶叫
海外男子ゴルフのメジャー第3戦、全米オープンが現地12日にペンシルベニア州オークモントCC(7372ヤード、パー70)で開幕。初日、昨年大会3位のトニー・フィナウ(米国)にまさかのトラブルが発生。グリーンを狙ったショットが障害物に当たって信じられない場所に着弾。実況席が「お土産になりませんからね。触っちゃダメですよ」と思わず叫ぶシーンがあった。

全米オープン初日
海外男子ゴルフのメジャー第3戦、全米オープンが現地12日にペンシルベニア州オークモントCC(7372ヤード、パー70)で開幕。初日、昨年大会3位のトニー・フィナウ(米国)にまさかのトラブルが発生。グリーンを狙ったショットが障害物に当たって信じられない場所に着弾。実況席が「お土産になりませんからね。触っちゃダメですよ」と思わず叫ぶシーンがあった。
はるかかなたに飛んでいた。最終18番パー4の第2打、2オンを狙ったフィナウのボールはグリーンをわずかにそれ、グリーンエッジ付近にあるスプリンクラーを直撃。「コン!」という音とともに大きく跳ねたボールは、グリーン奥のギャラリースタンドまで飛んでいった。スタンドの手すりに当たったボールは男性客の目の前に。男性は思わず拾い上げそうになったが、直前で踏みとどまり“触っていない”と両手を上げたポーズをとっていた。
大会公式Xが「触らないで! トニー・フィナウがスプリンクラーに当ててファンを驚かせ、ギャラリーに着弾した!」とつづって動画を公開。ボールがスタンドの男性ギャラリーの前に転がった時、実況席は思わず「おっと! あ、触らないで! それはお土産にはなりませんからね。触っちゃだめですよ」と叫んだほど。「スプリンクラーの上部に当たった跡が緑色についていますね」と続けた。
このプレーに、海外ファンからは「残酷だ」「なんて不運なんだろう」「グリーンよりもスタンドの方が滑らなさそうだな」「運がないなぁ……」など残念がる声が上がった。
それでも、無罰での救済を受けたフィナウは、スタンド前にリプレースされた3打目をしっかり寄せてナイスオン。8メートルほどの長い距離が残ったが、これをしっかり沈めてパーでホールアウトした。この日のフィナウは3バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの76で回り、98位と出遅れた。
(THE ANSWER編集部)