右足切断の危機→40歳で現役「知らなかった…」 元スペイン代表の現在にネット感涙「おじさんこういうのに弱いです」 2部でFK弾
海外サッカー、スペイン1部昇格をかけたプレーオフ準決勝2ndレグで、レアル・オビエドの元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、決勝ゴールとなる直接FKを決めた。40歳のベテランの未だに衰えを知らない芸術的プレーが、サッカーファンの感涙を誘っている。

スペイン1部昇格プレーオフでサンティ・カソルラが活躍
海外サッカー、スペイン1部昇格をかけたプレーオフ準決勝2ndレグで、レアル・オビエドの元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、決勝ゴールとなる直接FKを決めた。40歳のベテランの未だに衰えを知らない芸術的プレーが、サッカーファンの感涙を誘っている。
引き分け以上で決勝進出が決まるアルメリアとの1戦。前半24分に1点を先制されたオビエドは、後半3分に直接FKを獲得した。蹴るのは、スペイン1部ビジャレアルやイングランド1部アーセナルで活躍したカソルラ。本来は右利きながら、左右遜色なく蹴れる精度の高いキックで“両利き”とも称された名手・カソルラの左足から放たれたボールは、壁の横をすり抜けてファーサイドのネットに突き刺さった。
スペイン代表やアーセナルで活躍していた全盛期の16年には、右足の傷に細菌が侵入して化膿し、切断の危機にまで陥ったものの10回の手術とリハビリでピッチに戻ってきた。カタールなどでプレーした後、23年には20年ぶりに古巣のオビエドに復帰し、40歳の今季も1部昇格を目指すチームを牽引している。
カソルラのゴールで同点に追いついたオビエドは2戦合計3-2で決勝進出を決めた。40歳になっても錆びつかない技術を見せたカソルラに、往年を知る日本のサッカーファンも感動。SNS上でゴールシーンが拡散されると、感動の声があがった。
「カソルラは今はオビエドでカピタンなんですね。知らなかった…」
「これまでの不運(怪我)を考えると、これは泣ける」
「40歳で古巣に戻ってきたベテランがあと1勝で1部に帰ってくる おじさんこういうのに弱いです」
「左足FK震えたわ やばすぎ」
「初めてユニフォームを買ったのがカソルラおじさんなんだよな」
「不屈にも程があるよな。40歳??? なんちゅう選手や」
「相変わらずFKが上手すぎる。しかも逆足じゃない?これ」
昨年はプレーオフ決勝で涙を呑んだオビエド。カソルラとともに2001年以来となる1部復帰を目指す。
(THE ANSWER編集部)