イチローが現役終盤「ショックだった」事実 “中年の星”門田博光と比較し「あの人より上か…」
米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、松井秀喜氏とともにYouTubeに登場。現役時代の終盤に「ショックだったこと」を口にしている。2人がプロの世界に入った頃に現役を退いた大打者との比較で「そこそこおじさんになったという感じだよね」と苦笑している。

「プロ野球スピリッツA」の公式YouTubeチャンネルに登場
米大リーグ・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、松井秀喜氏とともにYouTubeに登場。現役時代の終盤に「ショックだったこと」を口にしている。2人がプロの世界に入った頃に現役を退いた大打者との比較で「そこそこおじさんになったという感じだよね」と苦笑している。
イチロー氏は、コナミデジタルエンタテインメント「プロ野球スピリッツA」の公式YouTubeチャンネル「2025OB松井秀喜セレクション」に登場。巨人やヤンキースなどで活躍した松井氏が12球団から1人ずつをセレクトする企画内で、通算567本塁打の大打者、故・門田博光氏の話題になった。
阪急・オリックスの最強助っ人だったブーマー氏の話からの流れで、本塁打を打って帰ってきたブーマー氏を出迎えてハイタッチし、肩を脱臼してしまった門田氏の話題に。当時41歳。テレビの珍プレー好プレーなどでも取り上げられ、話題となった。門田氏は1988年の南海時代に、シーズン44本塁打、125打点で2冠王、MVPにも選ばれる大活躍。当時40歳で“中年の星”と呼ばれ、44歳となる1992年まで現役を続けた。
ただ、それより長く45歳まで現役を続けたのがイチロー氏だ。「マイアミにいた時に、あの当時の門田さんより年上なんだ、俺……と思った記憶がある」と口にして両氏は苦笑。マーリンズ入りした2015年のイチロー氏が、ちょうど41歳だった。松井氏も「門田さんは最後のほう、50歳くらいな感じが……」と、過去の名選手の“貫禄”には驚きを隠さない。
イチロー氏は「年齢を重ねると、あの人より上かと考える。そう考えると(自分たちも)そこそこおじさんになったという感じだよね」と、しみじみ口にした。
イチロー氏は現在もマリナーズのキャンプや本拠地で、若手の打撃投手を務めることもあり、とても51歳とは思えない体のキレを維持している。野球選手の年の取り方も、どんどん変わってきているようだ。
(THE ANSWER編集部)