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佐藤琢磨、節目の10年目へ― 開幕戦リタイアも手応えの理由「去年の状況よりも…」

公私で支えるマネジャーは佐藤の分析力に太鼓判

「琢磨はデータ集計にものすごく熱心。彼の分析力はドライバーの中でトップだろう。彼ほど長い時間、メカニック・チームと過ごすドライバーを僕は知らない」


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 2010年からマネジャーとして公私ともに支えてきたスティーブ・フューセク氏は、強さの秘密を語る。開幕戦でも、佐藤以外のチームドライバーが引き上げた後も遅くまで残って技術スタッフらと熱心に議論を交わす姿があった。原因不明のマシントラブルに直面し、普通であればフラストレーションを爆発させても不思議はない。そんな状況でも新たに出た課題に前向きに取り組む姿を見て、チームスタッフの一人は「琢磨さんは結果がどうでもいつもポジティブだから僕らも下を向いていられない」と力を込める。「強くなるためにやるべきことは何か」という思いの元、チームは団結している。

「ドライバーができることというのは実は少ない。チームの方針そのものは動かせないけど、結束力がついてくるかというのはどんなドライバーがいるかによって変わってくる」と、佐藤は自らの役割について語る。NTTがインディカー・シリーズのタイトルスポンサーに就任するなど発奮材料の多いシーズンは、2年ぶり2度目のインディアナポリス500マイル(インディ500)制覇と初の年間王者のタイトルに期待が懸かる。節目の年も求心力となるべく、自らの行動で引っ張っていくつもりだ。

(岡田 弘太郎 / Kotaro Okada)

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