米ゴルフ専門誌が「日本の天才」と謳った23歳女子プロ 衝撃の一打を称賛「新たなハイライト」
米女子プロゴルフのショップライトLPGAクラシックは8日(日本時間9日)、ニュージャージー州のシービューGCベイC(6197ヤード、パー71)で最終日が行われ、通算15アンダーでジェニファー・カプチョ(米国)が優勝した。健闘した日本勢は頂点には届かなかったものの、見せ場はたっぷり。米専門メディアは2日目に飛び出したスーパーショットについて「LPGAツアーの若きスターが、2025年の記録に新たなハイライトを加えた」「日本の天才」と称賛している。

米女子ゴルフ・ショップライトLPGAクラシック
米女子プロゴルフのショップライトLPGAクラシックは8日(日本時間9日)、ニュージャージー州のシービューGCベイC(6197ヤード、パー71)で最終日が行われ、通算15アンダーでジェニファー・カプチョ(米国)が優勝した。健闘した日本勢は頂点には届かなかったものの、見せ場はたっぷり。米専門メディアは2日目に飛び出したスーパーショットについて「LPGAツアーの若きスターが、2025年の記録に新たなハイライトを加えた」「日本の天才」と称賛している。
日本勢の底力は示した。2日目の3番パー5、西郷真央(島津製作所)が2打目を7番ウッドで振り抜くと、グリーンを捉えたボールはコロコロと転がってカップイン。アルバトロスを達成した。一般的に“600万分の1”と言われる確率のスーパーショットで一気に3つスコアを伸ばし、キャディーとハイタッチを交わした。
米専門誌「ゴルフウィーク」は「マオ・サイゴウがアルバトロスを達成。ショップライトLPGAクラシックで65を叩き出す」との見出しで記事を掲載。本文では「今年すでにメジャーを制したLPGAツアーの若きスターが、2025年の記録に新たなハイライトを加えた」と西郷のキャリアにとっての新たな1ページを称賛した。
さらに記事では「サイゴウは2024年にLPGAツアーに参加して以来、すでに女子ゴルフ界の大物の一員となっている。日本の23歳の天才は、4月のシェブロン選手権で5人によるプレーオフで優勝した」とここまでの輝かしい戦績を謳った。
西郷は首位と1打差の2位から出た最終日、4バーディー、4ボギーの71とスコアを伸ばせず、通算10アンダーの5位でフィニッシュした。日本勢最上位は通算11アンダーで4位の古江彩佳(富士通)。山下美夢有(加賀電子)も西郷と並んで5位に入り、日本勢はトップ10に3人入る活躍だった。
(THE ANSWER編集部)