ドジャース戦中継で映った珍品を振り回す男「…大型ハンマー?!」 独自ルーティンにMLB脚光
米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠地メッツ戦で延長戦の末、6-5のサヨナラ勝ちを収めた。この試合でメッツの打者が、打席に入る前に大型ハンマーを振り回す姿が現地ファンの間で話題となっている。

メッツのブランドン・ニモ外野手のルーティンが話題
米大リーグ・ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠地メッツ戦で延長戦の末、6-5のサヨナラ勝ちを収めた。この試合でメッツの打者が、打席に入る前に大型ハンマーを振り回す姿が現地ファンの間で話題となっている。
初回のメッツの攻撃。「5番・左翼」で先発出場したブランドン・ニモ外野手が、ネクストバッターズサークルで取り出したのはバットではなくハンマー。先端に重りがついた細い棒状の大型ハンマーを握ると、感触を確かめるように軽くスイングを繰り返した。
23、24年と2年連続で20本塁打をクリアし、今季も9本塁打を放っているニモは、前日の試合から打席前にハンマーを使用。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」の中継によると、このハンマーは、同僚のピート・アロンソが持ち込んだもので、春季トレーニングの頃から使用。今までは試合前にバッティングケージでスイングの準備に使っていたという。
中継では、このカードで使用した理由について「(ニモらから)『試合中に持ち出すのは禁止だというルールがあるのか?』と聞かれたエリック・チャベスが『ないと思う。持ち出そう』と言ったようです。それでここ2晩、ニモとピート・アロンソはネクストバッターズサークルで8ポンドの大型ハンマーを使っていました」と説明。それを聞いた出演者は「打席に持ってこなければいいね」と話し、笑わせていた。
この独特なルーティンの模様を、MLB公式Xが「ブランドン・ニモが振り回していたのは……大型ハンマー?!」として動画で紹介すると現地ファンから反応が相次いだ。
「それで打つのか?」
「わあ、凄い! ニモは本当に筋力アップしようとしている。見るのは最高」
「フルスピードを追い求めてる!」
「ドジャースを打ち負かすために使う大型ハンマー」
「何てクールな男だ」
「これは神のハンマーだ」
過去には、同じようなハンマーをネクストバッターズサークルで振る選手もいたが、日常的には見られない珍しい光景。他にもハンマーが武器の人気漫画キャラクター「マイティー・ソー」に例える声が届くなど、大きな反響を呼んでいた。
(THE ANSWER編集部)