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ほんの一瞬、塁上の大谷翔平に近づいたメッツ遊撃手の交流 緊迫の1点差ゲームで透けた敬意

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地メッツ戦に「1番・DH」でスタメン出場。3打数無安打2四球だった。チームが6-5でサヨナラ勝ちしたこの試合、出塁後に相手の遊撃手フランシスコ・リンドーアと仲良く塁上で交流するシーンがあった。

塁上で肩を抱き合う大谷翔平とフランシスコ・リンドーア【写真:荒川祐史】
塁上で肩を抱き合う大谷翔平とフランシスコ・リンドーア【写真:荒川祐史】

ドジャース―メッツ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地メッツ戦に「1番・DH」でスタメン出場。3打数無安打2四球だった。チームが6-5でサヨナラ勝ちしたこの試合、出塁後に相手の遊撃手フランシスコ・リンドーアと仲良く塁上で交流するシーンがあった。

 4-5と1点を追う8回に四球で出塁し、2番ベッツの中前打で二塁に進んだ大谷。するとショートを守るリンドーアが大谷に近づき、なにやら言葉を交わしていた。

 リンドーアが大谷の体に手を回し、大谷が右手を肩に添えるなどハグするようなシーンも。3番フリーマンの打席が始まるまでのわずかな間ではあったが、身振り手振りを交えてコミュニケーションを取るシーンもあった。

 2人は昨季、ナ・リーグのMVP候補に挙がった者同士。史上初のシーズン50本塁打&50盗塁を達成した大谷がMVPとなったが、リンドーアも打率.273、33本塁打、91打点、29盗塁の活躍に加え、遊撃守備での貢献度も高かった。

 リンドーアは今年、米メディア「ボードルーム」公式YouTubeチャンネルで大谷について「彼は皆と全く違う道を歩んでいる。オオタニが成し遂げていることは理解ができない」と発言。「彼は投球面でもエリートで、打撃面でもエリート、走塁面でもだ。例えば、史上最高のランナーを探そうとすれば彼は当てはまるし、史上最高の打者を探したら彼は当てはまる。史上最高の投手でもそうさ。素晴らしいよ」と敬意を口にしている。ほんの一瞬、大谷との交流にもリスペクトの精神が透けて見えた。

(THE ANSWER編集部)



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