大谷翔平に被弾直後…敵軍の動きにNY放送局注目「確認しないと…」 解説はため息「彼の好きなとこ」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席で今季23号ソロを放った。飛距離424フィート(129.2メートル)の特大弾。敵地実況席は直後にメッツベンチが取った行動に「動揺していないか確認しないといけなかった」と注目した。

本拠地メッツ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席で今季23号ソロを放った。飛距離424フィート(129.2メートル)の特大弾。敵地実況席は直後にメッツベンチが取った行動に「動揺していないか確認しないといけなかった」と注目した。
疑問の余地がない一発だった。0-1で迎えた7回2死走者なしの第4打席。大谷は救援右腕クラニックの変化球を豪快に引っ張った。打球は高々と舞い上がり、右翼のブルペンを越えた。飛距離424フィートの特大23号ソロ。大谷は打った直後に下を向き、何度も頷きながら一塁へと歩き出した。
メッツの試合を中継する米ニューヨーク州地元放送局「WPIX」の解説キース・ヘルナンデス氏は「甘く入った。そして低め。彼の好きなところだ」とため息。「アッパースイングで完璧に捉えたら、こんな風なムーンショットになる」と特大弾を唖然とした様子で振り返った。実況のゲーリー・コーエン氏も「どこに投じられたか見てくれ。ノー! そこには投げたくないよね」と失投を嘆いた。
コーエン氏は「ジェレミー・ヘフナーがマウンドに向かいました。クラニックが動揺していないか確認しないといけませんでした」と直後のベンチの動きに注目。被弾した右腕の気持ちを落ち着かせるために、投手コーチが時間を取ったことを伝えた。
(THE ANSWER編集部)