本拠地ヤンキース戦

　米大リーグ、ドジャースのキム・ヘソン内野手は5月31日（日本時間6月1日）、本拠地ヤンキース戦に「9番・遊撃」で先発出場。2号2ランを含む4打数4安打の大爆発で18-2の大勝に貢献した。手荒な祝福が生んだ珍光景に米ファンは注目。「この仕事、どこで応募できる？」「私にやらせてくれ」と立候補する声が続出している。

　本人も苦笑いするしかなかった。8-0と大量リードで迎えた2回2死二塁。キム・ヘソンは内角高めのフォーシームを豪快に引っ張った。右翼席に突き刺さる飛距離412フィート（約125.6メートル）の特大2号2ラン。ダイヤモンドを一周したキム・ヘソンを、テオスカー・ヘルナンデス外野手がひまわりの種シャワーで祝福した。

　奇声とともに浴びせられたひまわりの種は勢い余ってユニホームの中へ。キム・ヘソンはあたふたした様子でベンチに両手をつき、通訳の手を借りて背中から取り出してもらった。この場面は米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の実況席でも話題に。ドジャース公式Xも「ヘソンもユニホームからひまわりの種を取り出すために助けが必要だった」と記して動画を公開した。

　この投稿に米ファンが注目。「これはあまりにキュート」「ハハハ、これは面白い」と笑いを誘われた声の他、「どうやったらこの仕事のボランティアができる？」「この仕事、どこで応募できる？」「もし雇っている中、私にやらせてくれ」と“ひまわりの種かき出し役”を買って出るファンも続出した。