渋野日向子、驚異の「6/22」でアメリカ名実況がメジャー躍進に期待 「厳しい試練は良い方向に」大舞台に強さ
米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子オープンは29日(日本時間30日)、ウィスコンシン州のエリンヒルズGC(6829ヤード、パー72)で初日が行われた。昨年2位の渋野日向子(サントリー)は、首位と2打差の12位。期待が高まる中、米国の名実況は「厳しい試練はより良い方向に働く」と、メジャー大会で抜群の強さを発揮してきたその実力に注目している。

全米女子オープン初日
米女子ゴルフのメジャー第2戦・全米女子オープンは29日(日本時間30日)、ウィスコンシン州のエリンヒルズGC(6829ヤード、パー72)で初日が行われた。昨年2位の渋野日向子(サントリー)は、首位と2打差の12位。期待が高まる中、米国の名実況は「厳しい試練はより良い方向に働く」と、メジャー大会で抜群の強さを発揮してきたその実力に注目している。
大会初日、インスタートの渋野は出だし10番でボギーを叩くも、その後は18番までに4つのバーディーを奪うなど好調。後半は伸ばしきれなかったが、それでもこの日は計6つのバーディーを奪って、上位を狙える好発進となった。
2019年の全英女子オープン制覇をはじめ、過去にメジャー大会で好成績を残している。昨年は全米女子オープンで2位となったほか、KPMG全米女子プロ選手権でも7位に入った。2020年にも全米女子オープンで4位となっており、米専門局「ゴルフチャンネル」などで20年以上実況を務めるグラント・ブーン氏もメジャーでの底力に関心を寄せた。
自身のXに「最も難しい4つのメジャー大会に22度出場し、優勝1回のほか、トップ10入り5回を記録している」と過去の実績をつづった上で「シブノにとって、より厳しい試練はより良い方向に働く」と、今大会での上位進出に期待を寄せた。
ホールアウト後の会見では、初めて回るコースの印象を聞かれ「90叩くな……と思いました」とコメントし、メディアを笑わせる一幕も。今季のメジャー初戦・シェブロン選手権では西郷真央が優勝。第2戦でも大舞台に強い渋野ら日本勢の躍進に期待がかかる。
(THE ANSWER編集部)