那須川天心、127秒殺TKOの王者・武居由樹に言及 「リング以外でジャブを突かれている」と感じるワケ
ボクシングのWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が30日、都内の所属ジムでスパーリングを公開した。28日にV2戦で圧勝劇を披露したWBO同級王者・武居由樹(大橋)について言及。自身を対戦候補に挙げたり、挙げなかったりすることに「リング以外でもジャブを突かれている」と表現した。那須川は6月8日に東京・有明コロシアムで、WBA同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と同級ノンタイトル10回戦で対戦。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信。戦績は26歳の那須川が6勝(2KO)、29歳のサンティリャンが14勝(5KO)1敗。

那須川天心が公開スパーリング
ボクシングのWBC世界バンタム級1位・那須川天心(帝拳)が30日、都内の所属ジムでスパーリングを公開した。28日にV2戦で圧勝劇を披露したWBO同級王者・武居由樹(大橋)について言及。自身を対戦候補に挙げたり、挙げなかったりすることに「リング以外でもジャブを突かれている」と表現した。那須川は6月8日に東京・有明コロシアムで、WBA同級6位ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)と同級ノンタイトル10回戦で対戦。興行はAmazon プライム・ビデオで生配信。戦績は26歳の那須川が6勝(2KO)、29歳のサンティリャンが14勝(5KO)1敗。
那須川は、体のバランスを整えることを目的とする「BCトレーニング」から練習を開始。「肘倒立」や「ブリッジ」で重心の位置を確認した。シャドーを2ラウンド消化し、元IBOスーパーバンタム級王者エリック・ロブレス(メキシコ)と対峙。体重が6キロ重い相手に全力で臨んだ。パンチをかいくぐり、強烈な右フックをヒットさせると報道陣からは「おぉ~!」と声が上がった。
「試合で感動させる人は、練習でも感動させないといけない」
ガチンコスパーの後は、ミット打ちを4回、ボディプロテクターを着けたカルロス・リナレストレーナーに1ラウンド打ち込んだ。最後にシャドーを1回行い、滝のように汗を流した。
会見では、武居がWBO世界同級7位ユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に初回2分7秒でTKO勝ちした試合について触れた。「怪我の復帰戦ということもあるが、(ユッタポンは)評価が上がる相手かと言ったら、そうでもない」と分析。一方で「でも、しっかりバチっと決めてくれて。チャンピオンで居続けてくれるのはありがたいこと。非常に強くなっているとは見て思う」と評価した。