那須川天心、127秒殺TKOの王者・武居由樹に言及 「リング以外でジャブを突かれている」と感じるワケ

「リング以外でもジャブを突かれている」と感じる理由
かねて対戦を熱望していた両者だが、武居は防衛戦直後、自身が望む統一戦の相手を巡って、那須川が王者ではないことから名前を出さなかった。しかし、一夜明けの会見では那須川の名前も挙げている。一連の流れを受け、那須川は「言ったり、言わなかったり駆け引きをしてきている。リング以外でもジャブを突かれている」と口にした。「僕が勝っていけば必ずやる相手」と将来の対戦を描いているのは変わらない。
帝拳ジムの浜田剛史代表は会見の冒頭で「武居君が良い勝ち方しました。自ずと(那須川への)期待も高まってきています。期待通りの試合をしてくれると思っています」と強調した。
サウスポーのサンティリャンは7年前にアマチュアからプロ転向。13連勝した後、2023年6月に石田匠(井岡)とのWBA世界バンタム級挑戦者決定戦で1-2の判定負けを喫した。昨年6月に再起し、那須川戦に臨む。
今興行のメインイベントはWBC世界同級王者・中谷潤人(M.T)とIBF同級王者・西田凌佑(六島)の王座統一戦。戦績は27歳の中谷が30勝(23KO)、28歳の西田が10勝(2KO)。
(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)