大谷翔平、球団OBが感銘受けた規格外の一振り「これは驚きだ」 ド軍74発目でも色褪せない衝撃
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、28日(日本時間29日)に敵地でのガーディアンズ3連戦を終えた。大谷の19号先頭打者弾で幕を開けた3連戦。2戦目では逆方向へ特大アーチを放つなど、印象的な活躍を残した大谷に対し、米地元局で解説を務める球団OBは「現実離れしている」と脱帽している。

敵地でガーディアンズと3連戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、28日(日本時間29日)に敵地でのガーディアンズ3連戦を終えた。大谷の19号先頭打者弾で幕を開けた3連戦。2戦目では逆方向へ特大アーチを放つなど、印象的な活躍を残した大谷に対し、米地元局で解説を務める球団OBは「現実離れしている」と脱帽している。
量産ペースに入ってきた。3連戦の初戦となった26日(同27日)の試合では、初回の第1打席に2試合連続となる19号先頭打者ホームランを放った大谷。翌日の第2戦では4回に20号2ランを放った。逆方向への大きなアーチには、称賛の声が相次いでいた。
この試合後、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の番組で解説を務めるドジャースOBのジェリー・ヘアストンJr.氏は、大谷のホームランについて言及。「すでに驚異的なことをいくつも成し遂げているけど、ここで逆方向へ本塁打を打てることが……自分の言葉が信じられないけど、これは『驚き』だよ。変化球を捉えて高いフェンスを越した」と、入団2年目でも色褪せないその衝撃度を伝えている。
続けて「オオタニが笑っているのは、『僕は大丈夫だ』と分かっているから。それでも、彼自身ですら自分に驚く時があると思う。あれ(左翼フェンス)は巨大だよ。とても感銘を受けたね」と改めて、その規格外なパワーを称賛していた。
一方、25日(同26日)には、打者と対戦する投球練習「ライブBP」に登板。2023年の9月に右ひじを手術しており、同年8月23日(同24日)のレッズ戦以来、641日ぶり打者との対戦に臨むなど、投手・大谷の復帰に向けても前進している。
ここまでリハビリを続けながら、ナ・リーグ本塁打王争いを牽引する大谷に対し、ヘアストンJr.氏は「このペースが現実離れしていると言える理由は、昨年と違って、彼は投手としてのリハビリも同時にこなしていることにある」と脱帽。「彼が60発打って投手としても出場したら、俺はここで腕立て伏せ60回やるよ」と“公約”を掲げていた。
(THE ANSWER編集部)