宮里藍、有望ルーキーの悩み「練習をし過ぎてしまう」に明確回答 荒木優奈ら若手11人へアドバイス
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが22日、愛知・中京GC石野C(6642ヤード、パー72)で開幕する。本番を前にクラブハウスでは20日、ブリヂストンスポーツ契約プロで元世界ランキング1位・宮里藍が、大会に出場するアマチュア7人、プロ4人とトークセッションを行った。参加者からは、日ごろの食事や休息の取り方の工夫、自分がツアーに参戦する中で生まれた身近な疑問や、将来挑戦したい海外での過ごし方などの質問が相次いだ。

ブリヂストンレディス開幕2日前にトークセッション
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが22日、愛知・中京GC石野C(6642ヤード、パー72)で開幕する。本番を前にクラブハウスでは20日、ブリヂストンスポーツ契約プロで元世界ランキング1位・宮里藍が、大会に出場するアマチュア7人、プロ4人とトークセッションを行った。参加者からは、日ごろの食事や休息の取り方の工夫、自分がツアーに参戦する中で生まれた身近な疑問や、将来挑戦したい海外での過ごし方などの質問が相次いだ。
憧れの宮里を前に緊張気味の参加者たちだったが、質問は多岐に渡った。宮里はその一つひとつをしっかりと聞き、自身の日米でのツアー経験を実例・エピソードをベースに分かりやすく、より実践的なアドバイスとして伝えた。例えば、有望ルーキーの荒木優奈から「連戦続きでつい練習をし過ぎますが、どのタイミングで休んだらいいのか分からないです」と聞かれると、頷きながら荒木の目を見て言った。
「日々、その練習の目的を明確にして取り組むこと、そうするとその(練習を休む)タイミングが分かるようになるし、無駄な練習はしなくて済みます」
参加者は真剣な眼差しでメモをとり、アドバイスに聞き入った。終了後、永嶋花音は目を輝かせながら言った。
「今回で3回目の参加でしたが、毎回、その時点での自分の悩みや疑問について、予想以上の回答をいただき、モチベーションを上げて試合に臨むことができています。昨年はステップ・アップ・ツアーで初優勝できましたが、(宮里のアドバイスが)とても大きな力になったと思います。今後も何度でも参加したいです」
宮里も「若手の選手とコミュニケーションが取れることは、選手時代の経験や取り組みを思い出させてもらえますし、とてもリフレッシュできます」とコメント。自身のアドバイスで永嶋のように結果につながる選手が出ていることについては「若手選手の活躍に寄り添えることはとてもありがたいです」と言葉をかみしめていた。
(THE ANSWER編集部)