大谷の投手復帰は「前進しているよ」 ロバーツ監督説明、遂にスライダー解禁「確かに進歩だ」
米大リーグ・ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地でダイヤモンドバックスと対戦する。デーブ・ロバーツ監督が試合前に会見。チームは今季ワーストの4連敗中だが、先発・山本由伸投手に「我々のエース。ストッパーになってもらわなくてはいけない日」と期待をかけた。また大谷翔平投手の投手復帰については「前進している」と現状を語った。

本拠地ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ・ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地でダイヤモンドバックスと対戦する。デーブ・ロバーツ監督が試合前に会見。チームは今季ワーストの4連敗中だが、先発・山本由伸投手に「我々のエース。ストッパーになってもらわなくてはいけない日」と期待をかけた。また大谷翔平投手の投手復帰については「前進している」と現状を語った。
前日は大谷にメジャー単独トップの17号本塁打が飛び出すなどしたものの、5-9で敗れ4連敗となったドジャース。怪我人が続出しており、特に投手陣が苦しい状況だ。先発はタイラー・グラスノー、ブレイク・スネル、佐々木朗希らが離脱。ここまで9試合で防御率2.12と安定した投球を見せている山本への信頼は厚い。
会見でロバーツ監督は「彼は我々のエースだ。過去2登板はあまりうまくいかなかったが、彼は明らかにシーズンで素晴らしい先発登板を見せている。こういう夜こそエースがストッパーとして活躍し、長いイニング投げることが求められる」と語った。
指揮官は投手復帰を目指す大谷について「ああ、前進しているよ」と状態がいいことを示した。次回は土曜日にブルペン入りの予定。「リハビリ担当からの青信号を待っているところ」とも話した。この日は外野で捕手を立たせて投球練習。これまで投げてこなかったスライダーも解禁し、力強く投げ込んでいた。「彼がいつスライダー(の投球)を平地からブルペンに変えるのかは分からないが、確かにそれは進歩だ」とも語った。
(THE ANSWER編集部)