カーショー、大谷の投手復帰を「ボーナス」と評する理由 全米中継で胸躍らせる「僕らもファンみたい」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地パドレス戦で先発登板する。エンゼルスに所属していた2023年8月23日のレッズ戦以来、実に663日ぶりのマウンド。この発表がなされる前、ドジャース一筋18年目の大投手クレイトン・カーショーは「みんながワクワクしているよ。ショウヘイがマウンドに戻ることについては、僕らもファンみたいな気持ちになっている部分もある」などと胸躍らせていた。

遂に大谷が投手復帰
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が16日(日本時間17日)の本拠地パドレス戦で先発登板する。エンゼルスに所属していた2023年8月23日のレッズ戦以来、実に663日ぶりのマウンド。この発表がなされる前、ドジャース一筋18年目の大投手クレイトン・カーショーは「みんながワクワクしているよ。ショウヘイがマウンドに戻ることについては、僕らもファンみたいな気持ちになっている部分もある」などと胸躍らせていた。
大谷の投手復活を球団は15日(同16日)のジャイアンツ戦後に発表。この日の試合中、ベンチで米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューに応じたカーショーは、大谷について「彼が毎日やっていることを見るのはアメージングだよ。本塁打を打って盗塁して、投げることもできる。ただ投げるだけじゃなくていい投手でもあるんだ。彼がチームにいてくれて嬉しいよ」と称賛していた。
さらに、投手復帰が近づいていることについて「1イニングしか投げなかったとしても、僕らにとってはボーナスだ。(二刀流ルールによりロースター枠を使わずに)投手が1人増えるわけだからね」と全米中継の中で歓迎した。
投手はロースターに13人までしか登録できないが、二刀流選手の大谷はここにカウントされず、実質14人で戦えるようになるメリットもある。米メディアが公開した会見映像ではロバーツ監督も「マウンドに上がったら、彼はエネルギッシュで興奮すると思う。そして集中もすると思う。4~6の全球種を使うだろう。私も興奮しているよ」と期待していた。
これまでは実戦形式の「ライブBP」に登板後、同じ日に行われていた試合に出場。「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者は、自身のXで「実戦形式の練習で投げ、いったんクールダウンしてから、試合のためにまたウォーミングアップすることは、ある意味では、実際にその試合で先発する以上に体に負担だった」と指摘。公式戦で徐々にイニングを伸ばしたほうが、体の負担が少なく合理的だと分析していた。
(THE ANSWER編集部)