遂に復帰登板

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）の本拠地パドレス戦で先発登板すると電撃発表された。エンゼルスに所属していた2023年8月23日のレッズ戦以来、実に663日ぶりのマウンド。吉報に日本のファンからは歓喜のコメントが集まった一方で、久しぶりの二刀流登板ゆえの事実に「バグ」と困惑気味の声も上がった。

　15日（同16日）のジャイアンツ戦後、突然ドジャースが大谷の投手復帰を発表した。MLB公式に加え、米メディアも一斉に報道。大谷の投手復帰を待ち望んでいた日本のファンからは歓喜の声が続出した。

　一方、2年連続本塁打王のタイトルを獲得し、昨季は史上初の50本塁打＆50盗塁の「50-50」を達成した打者が先発マウンドに上がるという、大谷以外では考えられない事実も話題に。故障前にもこうした注目があったが、久々の二刀流復活による“バグ現象”に改めて衝撃を受けた様子のコメントも集まった。

「2年くらい忘れてたけど、ホームラン王が先発するのバグすぎる」
「現時点でリーグHR王が先発で投げてくれる世界線やっぱりおかしい」
「それにしても昨季50-50達成ナMVPが先発登板って…　あと何回人間卒業すれば気がすむんだ！」
「2年連続ホームラン王＆50-50がピッチャー復帰すげぇパワーワードだw」
「ホームラン王ってピッチャーもできるんすか!?」

　大谷は23年に右ひじを手術し、昨年はワールドシリーズで痛めた左肩も手術。先月25日（同26日）のメッツ戦前に、打者を相手にする投球練習「ライブBP」を実施した。実戦形式の投球は、実に641日ぶりだった。直近では今月10日（同11日）のパドレス戦前に、手術後では3度目のライブBPを行っていた。