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「ヒラヒラを着てみたくて…」 フィギュア五輪金、荒川静香を虜にした氷の魅力「続けようと思ったわけじゃない」

日本スケート連盟が初心者を対象に行っている「基礎スケート教室」が11日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで行われた。小学生から大人まで、約100人がスケートの楽しさを体験したイベントの最後に登場したのが、2006年のトリノ五輪で金メダルを獲得したフィギュア女子の荒川静香さん。世界の頂点に上り詰めるまで競技を続けられた、意外な理由を明かした。

スケート競技の魅力を語る荒川静香、岡崎朋美、村竹崇行(右から)【写真:編集部】
スケート競技の魅力を語る荒川静香、岡崎朋美、村竹崇行(右から)【写真:編集部】

日本スケート連盟のイベントに登場

 日本スケート連盟が初心者を対象に行っている「基礎スケート教室」が11日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで行われた。小学生から大人まで、約100人がスケートの楽しさを体験したイベントの最後に登場したのが、2006年のトリノ五輪で金メダルを獲得したフィギュア女子の荒川静香さん。世界の頂点に上り詰めるまで競技を続けられた、意外な理由を明かした。

 スケート競技にはリンクがなければできないというハードルがあり、寒冷地の方が競技人口が多いという地域差もある。今回講師の1人として参加した、1998年長野五輪スピードスケート女子500メートルの銅メダリスト・岡崎朋美さんは北海道の東部、清里町の出身。「体育の時間が、冬はスピードスケートのみだったんです」と自然に競技に入っていったという。

 ただこれは、全国的に見れば例外中の例外だ。荒川さんは子どもの頃過ごした宮城県で「たまたま住んでいたところの近くに、スケートリンクがあって」競技に出会った。さらに「あのヒラヒラを着てみたい」というのがこの道に入るきっかけになった。

 何かといえば、コスチュームのスカートがかわいらしく、とにかく魅力的だったのだという。その小さな夢が叶うと、技を身につけても、身につけても終わりがない沼のような競技の虜になった。

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